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第50話
「翔琉っ…ん、っ…待って…」
今僕は約束通り準備室に来ていた。ついて早々翔琉に好き放題されている
余裕のない翔琉に笑みが零れた。僕に必死になってるなんて…嬉しい…
「翔琉っ…ん…」
「ことり…ことり…好きだよ…」
「ここじゃだめ…今日は兄が外で泊まりって言ってたから夕飯の準備ないんだ。だから翔琉の家にいこ?」
ふーふーと荒い息を何とか抑えこもうもする翔琉の髪を鋤いた
「んっ…わかった…裏に車回してくるから」
「うん。」
乱れた制服を整え部屋を出た
ヤりたいだけでもいい。あなたの瞳に映れるのであれば何でもいい…
車に乗り込み久しぶりの翔琉の家。
ドアを閉めると早急に唇を奪われた
息もできないほどの濃厚なキスに酔いしれた
「ことり…」
艶を帯びた翔琉の声で囁かれるだけで達してしまいそう…
「翔琉…ベッド連れていって」
久しぶりの互いの熱に浮かされて深く深く求めあう
合間で囁かれる愛の言葉がたまらない…
「翔琉っ…好きだよ…」
何度目かの絶頂。もうほとんど動けなかった
暫く繋がったまま余韻に浸ると名残惜しそうに翔琉が離れていった
「ことり…好きだよ」
「ん…」
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