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第64話

「アレク。ごめん…やっぱり僕には君と一緒に生きていきたいと言う意志が…ない…期待させてごめんね」 「ことり!!ことり!!」 「アレク!!」 アレンの声が響く。振り替えると先程まで僕が拘束されていたものにアレクが繋がれた 「な…何で…アレン…」 「お前は…俺の物だ…誰にも渡さない!!俺から逃れるなんて思うなよ」 「そんな…まさか…俺たち…双子なのに…」 「アレンのお前への思いは聞いていた。後は二人で話しなさい。私は反対はしない」 そう言い踵を返し僕の元へ父親が来た 「さぁ…ことり…行こうか」 促されるまま部屋を後にした。その後どうなったのか僕にはわからない 浴室で体を清め用意してもらった服に袖を通す。質の良い服を身に纏い出ようとした 「あれ…立てないや…」 僕は平気だと思ってた。でも…かなりきつかったみたいだ 「ははっ…何してるんだろ…」 どのくらいそこに蹲っていただろう… 挿入こそされなかったが汚れた自分はもう翔琉の元へ帰ることはできない 「翔琉…」 「ことり。」 はぁ…ついに幻聴まで聞こえる… 大好きだったのに…翔琉にもう…

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