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第67話
「翔琉…毎回毎回激しいって…動けないよ」
「ごめん…久しぶりだったし触られたのやっぱり嫌で全部忘れさせたかったんだもん…ごめん…ごめんね…ことり」
「…もう…翔琉は仕方ないな…大丈夫…ありがとう…汚れた僕を抱いてくれて」
「汚れてなぁい。ことりはきれい」
「ありがとう…翔琉…大好き…」
「俺も。大好き。」
休みだったから一日中ホテルの部屋で寛いでいた
ただぼーっと並んで抱き締めあいながら。時にはキスを繰り返しながら…
あと…少し…もう少しこうしていられる…
この一週間は僕だけの翔琉でいてくれる…
翔琉にぎゅっと抱きつく
「ことり。どした?」
とんとんと子供をあやすように僕の背中をたたく翔琉は柔らかい笑みを浮かべている
「翔琉…(僕だけのものになって…)」
言葉に出せない僕の思い
「こーとり。大丈夫?」
「大丈夫じゃない…翔琉がたりない」
「っ…可愛い…」
「翔琉…翔琉…」
「ふふっ…ことりが甘えたさん…珍しい…嬉しいなぁ…」
「翔琉…大好きだよ」
「あー!!もう!!俺をどうするつもり…可愛すぎ…」
もうこうして名前を呼べることは無くなっていくんだ…だから…沢山沢山呼ぶんだ…
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