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第92話
これからしばらくは翔琉とは会えない…
大学にも行けそうもない…
「はぁ…最悪…」
ピンポン
寝室で横になっていたらインターフォンが鳴った。
…だれ…怖い…でも…
テレビモニターに映る訪問者を確認する
「はい…」
「華陵院です」
翔琉が言ってた助けてくれた人…
そうわかったから扉を開けた
「ごめんね。いきなり押し掛けて。翔琉くんからいろいろ聞いたから。ご飯食べた?」
「いえ…」
「じゃ作らせて?少しでも食べないと。ね?」
綺麗な人…でも有無を言わせない強い眼差しを持った人…きっと断っても…だったら…
「わかりました」
美景さんの作ったご飯はとてもおいしかった
「よかった。食べられたね。」
「ありがとうございました。ごちそうさまでした」
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