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第98話

翔琉side 久しぶりに会えるのに… 俺が来たことに気付かないことり…正直寂しい でも…お兄さんと美景さんのじゃれつく姿を見て笑ってることりがとてもかわいくて暫く見詰めていた 暫くすると美景さんがことりに触れた。 でもことりが怯える様子はない もう平気なのか? 「あの…俺の存在無視しないで…寂しい」 ようやく声をかけると、ことりが走り寄ってきた。可愛い…直ぐにでも押し倒… 「翔琉!!会いたかった!!」 …どうにかその衝動を抑える 「もう…美景さんに可愛がられて…俺が来たの気付いてないし」 「そんな拗ねないでよ。」 前のことりだ…怯えてない…良かった… 「さて…お邪魔虫は消えるよ。九頭竜。おいで」 「離して…」 「んんっ?なぁに?」 「何でもない…です…」 「ならいこっか。またね。ことりくん」 「はい。ありがとうございました」 この二人の関係は未だに謎だ… 美景さんは九頭竜さんの肩を抱くと一緒に出ていった それを見送りことりを見遣る 「ことりー!!もう触られても平気に?」 「うん。だいぶいいよぉ。抱き締めて?翔琉」 恐る恐るその小さな体を抱き締めるとことりが抱き締め返してきた。 震えてない… 「平気?」 「うん。大丈夫だよ…翔琉温かいね」 俺の胸にすり寄ることり…良かった…沢山ふれられる… 「好きだよ。ことり」 そして夜は更けていった そのままベッドへことりに誘われ散々抱いた。 艶やかな声も快楽に溺れていく姿も綺麗だった。 我慢が効かなくてことりが意識を手放すまで俺の楔を打ち続けた 白濁に濡れる姿が堪らない…すでに意識はないのに俺自身を抜くと甘い声が上がる… だめ…またかたくなっちゃった…こんな趣味なかったのに… 意識のないことりを揺さぶる。 堪らなく興奮した…俺最低… ことりを綺麗にして横になる。すりすりとすり寄ってきたことりに悶絶した… でもさすがにもうダメだよ…そう自分に言い聞かせ硬度を増した自身を落ち着かせる 目を閉じると直ぐに眠っていた 翌日… 「もう!!翔琉!!盛りすぎ!!体痛くて 動けないじゃんかぁ!!お出掛けしたかったのに」 かなり怒られた… 「ごめん…可愛くてつい…」 「ついじゃないよぉ…今日はお出掛けしたかったのに動けない…」 「ごめん…」 「もう!!でも…幸せ…愛してるよ。翔琉」 「ことり…その顔だめ…」 「やりたくなっちゃった?」 「お綺麗な顔でそんなこと言わないで…」 すると妖艶な笑みを浮かべ俺を誘う… 「エッチ…しよっか?僕…したいな…こんな僕はイヤ?」 「そんなわけないでしょ!いただきます!」 そして結局頑張るのだった… 「ことり…愛してる」

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