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✲第100話.【敦の休日】もう、無理!⑦
ちょっと怖いけど、オレだって全部入れて欲しい。
「あっ、少し、ん、ずつ、挿れ、て?」
まだ誰も入ってきたことのない所に入ってくる。
たぶん潤一も締め付けられて苦しいと思う。
奥の壁にぶつかった、そんな感じがしたところで、潤一はふーっと息を吐く。
「全部入った。敦の中、俺のことキュンキュン締め付けてる。すごく気持ちいい」
「くる、しく、ない?」
「全然、それより動いたらすぐにでもイきそうでヤバイ」
苦笑するその振動もそこから伝わってきて快感に変わる。
「ふっ、何度でも、イって?」
段々と自分が何を言っているのかも分からなくなってくる。
潤一の目が欲望で妖しく光った気がした。
「そんな煽らないで」
「う? あっ、あああ? そこっ! 変、になるっ!」
潤一が動き始めてすぐ、前立腺よりも奥をカリで引っ掻かれ、強烈な快感が走り抜け、声が上がる。
こんなの知らない
自分の意図しない涙が溢れてくる。
涙を舐め取られ、上から申し訳なさそうな声が降ってくる。
「ごめん、止まらない」
ゆっくりだった動きが段々と速くなってくる。
パチュンッパチュンッ
肌のぶつかる音に湿った音が混ざる。
「あっ、あっ、またっ、くるっ、」
「俺も、もう、」
「あ、ダメッ、あっ、イックーーー!!」
「敦っ、イクッ!!」
殆ど同時に果てる。
いや、果てたはずなのに、潤一のソコの質量も硬度も変わる気配がない。
イった直後の脱力した身体はゆうことをきいてくれないが、自分の後孔がいやらしく潤一のソコを包み込むのが分かる。
そんな中、また潤一が動き始める。
「まだっ、イったばかりっ、あぁぁんっ、ムリッ!」
「締め付けて離さないのは、敦でしょ?」
「へっ? そんなっ、知らなっ、ぃあああっ!」
イったばかりなのにまた快感に包まれて、辛いのか嬉しいのか分からなくなる。
潤一はギリギリまで抜いては1番奥まで挿れる、という動作を続ける。
抜かれる時に前立腺とその奥をカリが引っ掻き、奥まで突かれるとそこはそこで快感が生まれる。
何をされても気持ちが良くなって声も上げっぱなしだ。
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