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✲第101話.【敦の休日】もう、無理! 終
あれから何度も何度も、1度も抜かれることなく、抱かれ続けている。
潤一も結構な回数イっていると思うが、オレはその比じゃない。
もうソコから出るのは透明な液体だけで段々と辛くなってくる。
「も、ダメ」
「え? 敦? 敦っ!」
意識を手放す瞬間、潤一の快感と困惑が混ざったような顔が見えた。
目が覚めるとオレは自分のベッドに寝ていた。
潤一が拭いてくれたのか、身体は綺麗になっているようだ。でもまだ裸のままで、服を着ないとと思い起き上がろうとするが、無理だった。
「ゔっ、腰、いってーーーっ」
うわ、声もガラガラだし、まだ何か入ってるみたいだし
隣のベッドを見たが、潤一はいない。
時計を見たが、まだ朝の5時だ。
「どこ行ったんだよ」
何だか寂しくて涙が出そうになる。
カチャッ
ドアの開く音にササッと目尻を拭くと寝たフリをする。
足音はまっすぐこっちに向かってくる。
頭を撫でられて額にキスをされる。
「無理させてごめんな」
こんな甘ったるい時間は初めてで恥ずかしい。
「ん、潤一?」
今起きたフリ。
目を開けると、心配そうな潤一の顔が結構な至近距離にある。
「あ、敦、大丈夫?」
もう一度起き上がろうとするが、やはり無理。
「大丈夫じゃない。喉、渇いた」
腰を手で押さえるが、鈍い痛みは変わらない。
「水、持ってくる」
コップに水を入れて戻ってくるが、身体は起こせない。
「口移しで飲ませて」
「え? あ、分かった」
潤一の口の中で少し温められた水が渇いた喉に染み渡る。
3回目の時にちょっとしたイタズラ心で舌を絡める。
潤一の学習能力は抜群で、オレのイイところを責めてくる。
オレ、これから身体もつかな………?
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