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✲第104話.【潤一の休日】まだまだ、足りない!③

敦は躊躇うことなく俺の下着の中に手を入れて直接モノを握り込むと上下に擦ってきた。それだけでも驚いてどうしていいか、分からなくなるのに、さらにTシャツを捲られて胸の突起まで舐められる。 訳が分からないうちに敦に押し倒された。 「うっ、んっ、え? ちょっ、まっ」 「潤一のイイ声聞かせて?」 あれ? この状況、おかしくね? 胸の突起なんて男は飾りのようなものだと思っていたのに、執拗に舐められると快感が生まれてくる。 なんか、ヤバイ 音を立てて一際強く吸われ、声が我慢できなかった。 「あぁんっ!」 はあ?! なんだ? 今の、俺の声か? もう遅いけど、自分の手で自分の口を塞ぐ。 「可愛いね」 それは俺が敦に言うセリフで、俺が言われる言葉じゃないだろ! あまりの恥ずかしさに顔に熱が集まる。 敦を見つめることしか出来ない俺に敦はニヤリと笑う。 こ、これは、小悪魔敦、再びだ! 「そんなにココ、気持ち良かった?」 敦の唾液で濡れた突起を撫で回される。 あんな声を出したくないと思うあまり、自分の口を両手で塞ぐ。 そんな俺の手を敦が握る。 「潤一? オレのも触って?」 敦が自分の股間に握った俺の手を導く。 その膨らみに触るとさっきの出来事は無かったこととして自分の中で消化する。 今度は俺が敦を押し倒して上から見下ろす。 どんな顔をしたらいいのか分からなくなり、眉間に皺が寄る。 短パンと下着を一気に脱がすと、敦のモノは勃ち上がり、先走りが流れ出ていた。 あまりにも美味しそうで、触ってと言われたにもかかわらず口に含むと先走りを舐めとる。 「ひゃっ、あっ、んんっ、、あぁぁんっ!」 後から後から出てくる先走りを全て舐め取ろうとして、先端ばかりを舐めていた。 腰が揺れてたまにビクッと身体を震わせる敦を見て、先端が弱いんだなと思った。 「あっ、ん、オレも、、あぁんっ、舐め、るぅ」 自分に都合のいいセリフが聞こえたように思い、口を離すと敦を見た。 「んんっ、潤一も裸になって、オレの頭を跨ぐようにして?」 どうやら空耳ではなかったらしい。 「こうか?」 言われた通り全裸になると敦の頭を跨ぐようにする。

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