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✲第107話.【潤一の休日】まだまだ、足りない!⑥

「敦、辛くない?」 「へ、いき……あっ、んんっ」 本当は平気ではない気がする。 でも、もう止まらない。 モノの1番太い部分が飲み込まれた。 「ん、入った」 敦がまたふーっと息を吐く。敦の中はさっき指を奥に吸い込んだように、俺のモノも奥に奥にと動く。 半分くらい入ったところで、その動きが止まった。 「も、いっぱい」 「え?! まだ半分くらいしか入ってないよ?」 「はあ?」 敦は俺達が繋がってる部分を覗き込むと驚いたのか目を見開いた。 「全部入れたいけど、もういっぱい?」 敦が我慢するのは間違ってると思い、抜いた方がいいかと思って腰を引いた。 さっき指で触っていた所に当たったのか敦は声を上げて俺のモノを締め付ける。 「ひゃあっ、あぁぁん!」 まるで、出て行かないでって言われたみたいだった。 「あっ、少し、ん、ずつ、挿れ、て?」 またゆっくりと腰を進める。 奥にいけばいくほど締め付けは強くなってくる。 きっと敦は苦しいと思う。でも、やっぱり止まらない。 奥の壁にコツンと当たるような感覚がして、俺は落ち着く為にも敦と同じように息を吐く。 「全部入った。敦の中、俺のことキュンキュン締め付けてる。すごく気持ちいい」 「くる、しく、ない?」 「全然、それより動いたらすぐにでもイきそうでヤバイ」 苦笑すると敦は気持ち良さそうな顔をした。 「ふっ、何度でも、イって?」 ふわっと笑う敦が可愛くて、でもなんだかその顔を歪ませたくなる。 「そんな煽らないで」 ゆっくりと抽送を始める。半分くらい抜いて奥まで挿れると敦が大きな声を上げた。 「う? あっ、あああ? そこっ! 変、になるっ!」 指では触れないそこは、指で触っていた所よりも気持ち良さそうだった。 涙を流すのを見ても、もうここで止めることなんてできなかった。 涙を舐めとって謝る。 「ごめん、止まらない」 ゆっくりなんて動いていられない。 敦の中は温かくて気持ちよくて、どんどん速度は速くなる。 パチュンッパチュンッ 肌のぶつかる音に湿った音が混ざる。 「あっ、あっ、またっ、くるっ、」 「俺も、もう、」 「あ、ダメッ、あっ、イックーーー!!」 「敦っ、イクッ!!」 殆ど同時に吐精する。 吐精した感覚はあったのだが、俺のモノは全く萎えなかった。

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