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✲第108話.【潤一の休日】まだまだ、足りない!⑦

敦の中はモノをまるで手でゆるゆると擦るかのように動いている。 敦が脱力して動けなくなっているのは分かっているが、この誘惑に動かないという選択肢はなかった。 俺はまた抽送を始める。 「まだっ、イったばかりっ、あぁぁんっ、ムリッ!」 「締め付けて離さないのは、敦でしょ?」 「へっ? そんなっ、知らなっ、ぃあああっ!」 1番太い部分ギリギリまで抜いてから一気に奥まで挿れる。それを繰り返す。 気持ち良すぎて、ずっとこの中に入っていたい 敦の声を聞きながらそう思っていた。 何度吐精しても足りなくて、敦の中にいたくて、そこから1度も抜かずに抱き続けている。 敦はもうイっても白濁ではなく透明な液体しか出なくなっていた。 ギュッと腕を掴まれて敦を見ると、虚ろな目をしてこっちを見た。 「も、ダメ」 「え? 敦? 敦っ!」 敦は限界を超えていたのか俺の呼びかけに応えることなく、意識を失った。 ヤバイ、ヤリ過ぎたか? それでも未だにギンギンな自分のモノが恐ろしくなる。 ズルッと抜くとコンドームは敦の中に残ったままだった。 端が蕾から飛び出ていたのでそこを結んでから引き抜く。 よく破けなかったと思うほどの自分の精液がそこには入っていた。 調べた所にコンドームは1回毎に取り替えるようにって書いてあったことを今更ながらに思い出した。 自分のベッドの上はその行為が激しかったことを自覚させられる程、ぐしゃぐしゃになっていた。 自分のモノは後回しにして、敦の体を拭く為に洗面所でお湯を出すと洗面器に溜める。 タオルをそこに浸して戻ると見える所は綺麗に拭いて、敦のベッドに移す。 敦の体に触るだけでまた自分のモノの硬度が上がり、嫌になる。 シャワーブースに行き、さっきまでの敦を思い出して自分の手で擦る。 俺の限界も近かったのか、そう時間がかかることもなく吐精した。 そのままシャワーを浴びて、スウェットを着て部屋に戻る。 敦はスヤスヤと眠っていた。 自分のベッドのシーツやら何やら、ぐしゃぐしゃになったものを持ってランドリーに向かう。 まだ4時台で、帰省している人も多い為誰にも会うことは無かった。 ランドリーで洗濯を始めて、しばらくそこにある椅子に座っていた。

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