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✲第154話.◆本格的な調教開始
✳︎自慰強要、大人のオモチャあり。
サファイアの甘い匂いを嗅ぐと自分が自分ではなくなっていくのを感じる。
『お前は誰だ?』
「明美です」
アガツマは私がお父様に抱かれる為に何をすれば良いのか教えてくれる人。
昨日もお父様に抱き締められたり、触られたりしたら笑って『お父様』と呼ぶようにと教えてくれた。
『今日からはその体でも感じるって事を覚えるんだ』
「え? この体で?」
『そこに箱があるだろ? 開けなさい』
言われるがままに置いてある箱の蓋をあける。
箱の中は大人のオモチャと呼ばれる物でいっぱいだった。
『それを使って気持ち良くなるんだ』
使う? 自分で? どれを?
「無理よ」
『秀明様の手を煩わせるつもりか? 嫌われるぞ』
お父様に嫌われるなんてあってはならない。
男性器を模したものは無理。なるべく小さいものを探す。
小さいピンク色のコロッとしたものを手にする。
コードが付いているが、これなら何とかなりそうだと思う。
『ローターね。まぁいいだろう。どこに入れるかは分かるよな?』
それもアガツマが教えてくれた。
この体でお父様と繋がるには後ろの穴を使うのだと。
「はい」
『いきなりは入らないからな。箱に入っているローションを使ってまずは指を入れるんだ』
誰かがやってくれる訳ではない。
自分の手にローションを取り、後ろの穴にも上からローションを塗る。
緊張でそこは硬く閉じていて、穴の周りをほぐすようにマッサージをする。
何度も何度も息を吐いてそこから力を抜くようにする。
結構な時間がかかったが指が1本その中に入り込む。
異物感と違和感が半端無い。
『なるべく奥まで入れてから壁を触るように一周させて』
言われた通りに指を根元まで入れてから曲げる。少し動かすと快感で頭がチカチカする場所に触れる。
「ひゃっ!」
『指を抜いたらローターがそこに当たるように入れなさい』
指を抜いてローターにもローションをつける。
穴に少し力を入れて押し付けるとそれは抵抗なく入ってしまった。
指を再度中に入れて、さっき気持ちよかった所にローターを動かす。
「出来ました」
ローターが気持ちいい所に当たり、変な声が出そうになるのを抑える。
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