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✲第168話.◆見えないことの恐怖

✳︎秀明×静を含みます。 ✳︎無理矢理の描写を含みます。 口の端と秀明さんを受け入れたソコの痛みは続いていたが、秀明さんが来たらまた相手をしなくてはならない。 「静、喜びなさい。今日もお前が選ばれた」 吾妻にそう言われて、腕を持って真ん中のベッドに連れて行かれる。 見えなくても声が聞こえれば大体わかる、なんて思ってた。それが周りのみんなの優しさのお陰だと気が付いたのは秀明さんの相手をしてからだった。 ベッドの上に座っても秀明さんがどこかにいるはずなのに、それすら分からない。 いきなり身体を持ち上げられて、少し移動すると仰向けに横たえられた。 「お父様? 声を聞かせて下さい」 「ふっ」 笑ったような小さな声はたぶん秀明さんのものだ。 足首を掴まれて限界まで足を広げられる。 ローションが傷ついたソコにかけられたのか、冷たいものがドロっと流れる感触がする。 温かく硬いモノが昨日と同じ様に入ろうとする。 怖くて歯がガチガチと音を立てる。 バシンッ! 頰をはたかれたと気が付いた時には、ソレは僕の中に入り始めていた。 「痛い……ふぇっ…ううっ………」 慣らされず入れられてまた切れたのか痛みが強くなって、涙が流れる。 泣くのを我慢しようと唇を噛むと、はたかれた側の口の端から血の味がする。 結局どちらもまた切れてしまったようだ。 パンパンと肌と肌がぶつかる音と共にソコを出入りするモノは秀明さんのモノでしかない。 「おと、さま……きの、と、同じ……よ、に、中、に……くだ、さい」 昨日の夜、どう言えば秀明さんが喜ぶか考えた結果のセリフだった。 「明美、煽って悪い子だ」 嬉しそうな秀明さんの声が降ってくる。 絶望しかないが、それでも頑張って微笑む。 「やっと……こえ、聞こ…えた……うれ、しい………」 抽送の速度が早くなって、また1番奥に出される。 秀明さんの精液が体の中から侵食して、更に思ってもいない言葉を言う自分が許せなくて、どんどん自分が汚くなっていくと感じる。 まだ硬度を保ったままのモノがソコから抜かれて、口に押し付けられる。 痛む体を起こしてソレを咥えて舐める。 頭を撫でられたと思ったらそうではなく、頭をがっちりと固定されてさっきと同じように抽送を始める。 「歯は立てるなよ? 唇に力を入れて。ふふっ、出来るじゃないか」 喉の奥に秀明さんのモノが当たると吐き気が込み上げる。 「……うっ…うっ……うっ…うっうっ……」 「今日もちゃんと飲みなさい」 ドロっとした精液で口の中がいっぱいになる。 今日は硬度を無くしたモノがすぐに抜かれる。 吐き出したい気持ちを必死に押さえ込んでそれを飲む。一気には飲めず、少しずつ飲んだ。 全部飲み終えたら口の中をチェックされた。 「いい子だ。また来るよ」

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