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✲第219話.◆◇愛しくて④◇◆
戸惑いと不安が伝わってくる。
「脱ぐの手伝おうか? それともここで止める?」
「自分で脱ぎます」
「俺はあっち向いてるから」
抱くとなれば見ない訳にもいかないが、今はな。
「脱げました……けど……」
「どうかしたか? そっち向いていい?」
「……はい………」
静を見るとモノがピョコンと勃ち上がって透明な先走りが溢れてきている。
「そんな泣きそうな顔してどうした? これは普通のことだから大丈夫だよ」
さっきと同じ体勢になってモノを握り込む。
「ひゃっ」
「ココまで可愛いとはね」
俺の理性が壊れないことを祈るよ。
「え? ぁんっ……」
直接モノに触って擦るとかそれだけでも興奮するのに、俺の与える刺激に喘ぐ静は興奮のメーターを破壊する程だ。
無心になれ! 無心に!!!
自分に言い聞かせつつ、手を上下に動かす。
「…んあっ、んんっ、やっ…」
クチュクチュッ
先走りを塗り込むように擦ると湿った音が響く。
「やっ」
恥ずかしいのか首を横に振って腕を握る手に力が入る。
“やっ”と言ってはいるが、手を動かさなくてもソレが擦り付けられる。
気持ち良くて勝手に腰が動いてしまうようだ。
「気持ちいい?」
耳元で囁くと一瞬腰の動きが止まり、コクンと頷く。
素直な反応がたまらない。
「可愛い。もっと気持ち良くなろうな」
強弱をつけて擦り、鈴口をクリクリっと刺激する。
「ひゃっ、何か出ちゃうっ、ダメっ!」
パッと手を離すと、ふるふると震えつつこちらを振り向く。
どうして手を離したの?
そう言っているような表情だ。
「ダメなの?」
「……たすけて…ください……」
絞り出すような声に静の正面に回り込むと額にキスをした。
そのまま股間に口を寄せる。
「可愛いくて美味しそう」
静はモノを咥える俺を信じられないものでも見るような目で見ていた。
舌で下から上に舐め上げるとモノが震えるが我慢しているのかイかない。
「ダメっ、も、出ちゃう、から、はなれ、てっ」
鈴口を舌で刺激してからチュウっと吸い上げる。
「あっ、あっ、んあっ、、あぁぁんっ!!!」
ピュッピュッとノドの奥に精液が叩きつけられる。
他の人のものは嫌だが、静のものだと思うと美味しく感じるから不思議だ。
躊躇いもなく飲み込む。
「はぁはぁはぁ、え? はぁはぁ、ん、ウソ」
「美味しかったよ」
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