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第281話.天然温泉

拓海さんが静のところに残って、他のみんなで夕飯を食べ、旅館でお風呂に入った。 そこの旅館には大浴場があって、天然温泉が売りらしい。 寮でもみんなで入っているし、鈴先生とも一緒になったことはある。 でも、明さんも晴臣さんて人も一緒に入るとなるとちょっと違う。 特に明さんは潤一とアレの大きさが似通っているハズで、自然と視線がそこにいってしまう。 オレもだけど、みんなお風呂で隠したりしない。 明さんも晴臣さんも体を鍛えているのか引き締まって筋肉もついていて、綺麗な体をしている。 ってか、鈴先生って長い! 通常サイズでアレだと、勃起したら凄いやきっと。 昔S字攻めされたこと思い出しちゃう。 静、将来大変だろうけど頑張れ! オレは話くらいは聞くよ。 明さんは………でかっ! えー?! 潤一よりでかくないか? 拓海さんはアレに毎日攻められてるのか? ああ、でもテクニックも凄そうだし、気持ちいいんだろうなぁ。 「ねえ敦、お湯気持ちいいね! お肌すべすべになるよ」 「気持ちいいな」 潤一とのセックスを思い出しそうになったのを、誠が阻止してくれた。 昔から銭湯とか温泉に行くと、そこにいる人たちの下半身チェックをしてしまう。 知らない人と知っている人では気持ちもやっぱり違うものだ。 明さんと鈴先生は凶悪なモノであることがわかった。 今後顔を見ると頭に浮かびそうで、色々とヤバイ。 大人達が体を洗い終えると露天風呂にいたオレ達の所にやって来た。 3人が一緒に来るもんだから、一瞬ざわめく。 「いい湯だろ?」 「うん! 静も一緒に入りたかったな。目、覚ますよね?」 「ああ、もう少し時間はかかるかもしれないがな」 明さんと誠が話しているのを横目にのぼせないように岩の上に座る。 「無防備な河上くんと一緒にいるのは気苦労が絶えないな」 「鈴先生、分かってくれますか? あいつは変態に舐め回すように見られていても気が付かないんですよ?! 目があったらニコって笑うし」 誠ものぼせないように岩の上に座るが、ぷにぷにのマシュマロボディがピンク色に染まって、見方によってはエロく見える。 高校生とは思えない可愛らしいモノも隠さずに晒されて、視線を集めていた。 今まで誰にも襲われてないことが奇跡としか言いようがない。 「鈴先生はこの後病院に戻るんですよね?」 「そうだよ」 「オレも一緒に行って良いですか? 今の静の状況って、昔のオレにそっくりで」 「のぼせるといけないから出てから明さんと一緒に聞くよ」 頷いて、もう一度肩まで浸かってから誠を連れて出た。 誠は眠そうだったからいつものように寝かせて、話をする為に明さんの部屋へ向かった。

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