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✲第298話.【敦の過去編 2】⑥

✳︎眞尋×敦を含みます 「まずは頭にこれね」 楽しそうに渡されたのは真っ白なふわふわとした耳の付いたカチューシャ。 オレに拒否権はないと分かっているので頭にセットする。 「両手を出して」 言われたままに前に手を出すと手袋のようなものをかぶせられる。 これまた真っ白なふわふわとしたもので、手のひら側を見ると肉球が付いている。 それは手をグーの状態でないと手首で紐を結べないものだった。 これで抵抗して殴ったとしてもぽふっとするだけで威力は無さそうだ。 「最後にこれを入れれば真っ白なネコの出来上がりだよ」 見せられたのは尻尾だ。他と同じように真っ白でふわふわしている。 でもその根元には丸いものが連なっている。 その丸いものは根元は大きく先にいくに従ってだんだんと小さくなっていく。 「入れる?」 「そう、敦くんが自分でキレイにしてきたお尻に入れるんだよ?」 アレを入れる?! 結構長いけどあんなのが入るものなの? 逃げたい。でもこの格好で? 足はまだ繋がれたままだし、無理、だよね。 「本当なら足に付けるのもあるんだけど、そうしたらこの綺麗な足が隠れちゃうだろ? そんな勿体無いこと出来ないよ」 足を舐めまわすように視姦される。 気持ちが悪い。 「オレは眞尋さんに恋愛感情はないです。こんなの間違ってる」 この状態で言ったところでどうにもならないだろうけど、言わずに襲われるのは嫌だった。 「別に俺だって敦くんに恋愛感情は無いよ? 俺にとって大切なのは敦くんの足を愛でること。そういう意味では敦くんに恋してるのかな………?」 眞尋さんが近付いてきて、姫抱っこされた。 そのままベッドに仰向けの状態でおろされた。 「尻尾つける前にたくさん足を愛でさせてもらうよ。仰向けの方が愛でやすいからね」 何するつもりなんだろう。 左足はベッドの足に繋がれた。 右足に顔を寄せられる。 「何っ、するの………?」 「黙ってて?」 足の指を口に含まれた。 舌が指に絡みつく。 1本1本丁寧に舐められる。 くすぐったいとかそういうことより、訳が分からない事をされている異常事態に頭が追いつかない。 時間をかけて指1本1本舐められていくうちに、眞尋さんの言う愛でるっていうのは足を舐めることなんだって理解する。 嫌悪感でいっぱいで眞尋さんは変態なんだって思った。 足の指の間を舌先でペロペロとされてむずむずとする。 気持ち悪いはずなのに気持ち……いい………? 変に足に力が入る。 眞尋さんに気が付かれないように息を吐く。 「足に力が入ってるよ? どうかした?」 「何でもっ……ないっ………んん………」 オレの声なんて聞いてないのか、話してる最中にまた足の指の間を舐め始める。 変な声が出そうになるのを堪える。 「ひもちいい?」 親指を咥えながら話されると舌が今まで当たらなかった所に当たるし、唾液が垂れそうになったのかジュルっと吸われる。 その刺激に頭が変になりそうだ。 「舐めながら、しゃべらないでっ!………あっ…………」 変な声が出てしまった。 眞尋さんの質問にまるで『はい、気持ちいいです』と答えたみたいだ。 「可愛いよ。もっと可愛い声聞かせて?」 足の指から甲に、足首、すね、膝、太ももと舌が上がってくる。 内ももの肌が柔らかいところに舌を這わせられて、足がピクピクと動く。 我慢していた声も隠せなくなってしまった。 「やっ、も、やめっ、、ひゃんっ、、あっ、ぁんっ、、」 耳を塞ぎたくなるような自分の声に絶望する。 好きでもない人に舐められて気持ち良くなるなんて、眞尋さんじゃなくてオレが変態だよ。 右足だけじゃなく、左足もくまなく舐められて、触られてもいないのにオレのちんこからは透明な液が溢れてきてる。 「カウパーで水たまりができそうだよ?」 「カ、ウパー?」 「そう、この透明の液のこと」 液をすくうように指を動かされて、ちんこの先端に指が当たる。 「やあああっ、だめっ、、」 「こっちにまで流れてる」 ちんこへの刺激はほんの少しだけで、今度はお尻の穴を触られる。 「そろそろ尻尾つけようかな。四つん這いになって」 言われた通りに四つん這いになる。両手がグーの状態でもふもふなので、上手く体を支えられない。 結局腰だけを高く上げた格好になってしまった。 「カウパーだけでも何とかなりそうだけど、ローションも使おうね」 冷たい感触はきもちいいが、すぐに熱くなる。 お尻になにか入ってきた。 異物感は凄いが痛みとかは全くない。 「指が1本入ったよ。狭いね。疑ってた訳じゃないけど本当にここを使うのは初めてなんだ」 声が興奮で弾んでいる。

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