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✲第299話.【敦の過去編 2】⑦

✳︎眞尋×敦を含みます ✳︎玩具の描写を含みます 「なんか、気持ち悪っ、」 「初めてだからね。でも気持ちよくなるから」 ここからは眞尋さんの顔が見えないけど、ニヤニヤしてるのが分かる。 「やっぱり、やめませんか?」 眞尋さんの言う通り気持ち良くなることが怖い。 その気持ち良さのトリコになってしまうことが怖い。 気持ち悪いはずの眞尋さんの舌に気持ちよくなってしまったことが、更に自分を追い詰める。 「ん? やめないよ。始めに言ったようにどんなに嫌がろうと泣き叫ぼうと、抱くから」 はっきりと言われた。 足がいいならずっと触って舐めててもいい。 それなら抱く必要も無いと思う。でも、そう言ってもすぐに却下されそう。 指が出し入れされるのは違和感だらけで、やっぱり気持ち良くなるなんて思えない。 「………うう………」 呻くような声が出る。 「力が入ってるね。息を吐いて体の力を抜いて」 お尻から太ももにかけて触るか触らないかくらいのタッチで触られる。 さっき舐められて気持ち良くなったところも何度か手が往復する。 「ふぁあっ、そこっ、やっ、」 体が勝手にピクンと動く。 「ここがいいんだね? 尻尾入れたらまたここを重点的に可愛がってあげるよ」 指が中で動かされるのと同時にもう一方の手で太ももを触られる。 太ももが気持ちいいのか中が気持ちいいのか分からなくなる。 「………やっ、こわ、、いよっ………」 怖い 眞尋さんが? この気持ち良さが? 身をゆだねてしまいそうな自分が? 訳が分からなくなる。 「怖くないよ。気持ち良くなるだけだからね」 眞尋さんの指は中でずっと同じところを触ってる。 そこを触られるとちんこから透明な液、カウパー? がどんどん出てくる。 たぶん本当に水たまりが出来始めてるんじゃないかな。 その位絶えず出てくる。 時折グッと押されるように触られると、ピュッて勢いよくちんこから出てくるのはカウパーなのかな。 「気持ちいい? 触られてないのに膨らんでよだれ垂らして、ここはいやらしいね」 眞尋さんが急にちんこを触り始めた。 「やっ、さわらないでっ、んあっ、あっ、ああああぁんっ」 先端をクリクリと弄られて声も我慢出来ないし、お尻に入ってる指を締め付けてしまう。 そうすると指の形まで分かる気がして恥ずかしくなる。 「そろそろいいかな」 何がいい? 指が抜かれると、その喪失感にもっと中にいて欲しかったと思う自分がいることに気が付く。 自分に裏切られたような気持ちになるが、それも眞尋さんの次の行動で掻き消される。 「ゆっくり入れるからね」 お尻に入ってきたのは指よりも細い何か。 「この辺は問題ないね」 お尻の穴を押し広げられては窄まる。 窄まる時にちゅぽんっと濡れた音がする。 あの丸いのがどんどん入れられてるのかな。 「ひゃんっ、えっ?、んんっ」 さっきまで眞尋さんが触っていた所に硬いものが当たって快感が走る。 「もう中で感じられるようになるなんて敦くんは淫乱だなぁ」 クスクスと笑われているのに、酷いこと言われてるのに、それよりももっと気持ちよくなりたいって考えてる。 「息吐いて?」 言われたままにフーって息を吐く。 それに合わせて入れられるけど、その丸の大きさがかなり大きく感じる。 「あと2個で全部入るからね」 「うそっ、だってあんなに長いのが?!」 「嘘じゃないよ」 カシャッ 何の音? 嫌な予感しかしない。 「ほらね」 スマホの画面にはその様子が写し出されている。 目を逸らそうとするのに、逸らせない。 お尻の穴がキュッてなって中にたくさんの丸があるのを感じる。 またぽたぽたとちんこから液が垂れる。 オレの身体、変になっちゃった。

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