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✲第301話.【敦の過去編 2】⑨
✳︎眞尋×敦を含みます
✳︎玩具の描写を含みます
やっとごしごししてもらえると思ったのに眞尋さんは握っただけで動かそうとしない。
「ごしごしして?」
「自分でどうしたら気持ち良くなれるか考えて動いてごらん? 足を持ってた手も外していいから」
さっき触ってくれるって言ったのに!
足から手を外して眞尋さんの首に腕を回した。
足をベッドに付けて動こうとしても尻尾が邪魔で上手くいかない。
眞尋さんの腰に足を巻き付けるとすごく動きやすくなった。
眞尋さんの手のひらに擦りつけるように腰を動かす。
「可愛いよ」
いつの間にかまたカメラを向けられている。
さっきのようにカシャッという音はしない。
「お願いっ! 眞尋さんも手を動かしてっ!」
あとちょっとで出そうなんだ。
急に先端をぐりぐりされて頭が真っ白になる。
「あっ、出ちゃうっ、出ちゃうよっ、」
「出るのをイクって言うんだよ。ほら、言ってみて」
「え? イクっ、イッちゃうよ、ダメっ、ああああぁんっ、あっ、あっ、っっっクゥ!!!」
大きな手で高速でごしごしされてようやく白いのを出した。
こんなに時間かけて出したのは初めてでなんだかとても疲れてしまった。
そのまま目を閉じて眠ろうとしたら眞尋さんに頬をペチペチされた。
「え? なに?」
「寝るのはまだ早いよ。俺が気持ち良くなってないだろ?」
「………お尻に眞尋さんのちんこ入れるの?」
自分で言って恥ずかしくなって視線を外す。
「そうだね。この後入れられたら明日はエッチなことはしないでお勉強しようか」
本当かな?
本当なら頑張るよ!
「何をしたらいいの?」
「聞き分けのいい子は大好きだよ。まずは俺の、舐めてもらおうかな」
途中から上半身は裸で程よく筋肉付いてるとは思ってたけど、下のボクサータイプのパンツははいたままだった。
そこを見ると膨らんでるのが分かる。
眞尋さんがパンツを脱いで出てきたのは自分の想像を越えていた。
「うわっ、大っきい! オレのと全然違う」
興味深々でマジマジと眺めてしまう。
「そんなに見られると俺でも恥ずかしいな」
「あっ! ごめんなさい」
「いいよ。それより舐めて?」
コレを舐める………。
抵抗しか感じないし、こんな大っきいのがお尻に入る訳ないって思うけど、やるだけやらないと明日もエッチなことばかりすることになっちゃう。
四つん這いになってそこに顔を寄せる。
舌を出して眞尋さんの大人なちんこをペロっとする。
想像していたよりも硬くて舐めやすい。
前に読んだ体験談でソフトクリームを舐めるようにと書いてあったのを思い出した。
下から上に向かって舐め上げて、先端はペロペロしてみる。
そしたら眞尋さんのちんこからも透明な液、カウパーが出てきた。
気持ちいいのかな?
カウパーってすこし塩辛くて変な感じ。
溢れてくるカウパーを舐めとっていたら、急に頭を固定された。
「口を大きくあけて」
よく分からず、限界って思う程大きく口を開けた。
頭を固定されたまま、口の中にちんこを捩じ込まれた。
喉の奥にちんこの先が当たると吐き気が込み上がる。
「……おぇっ、おぇっ、おぇっ、」
吐くまではいかないけど何度も嘔吐いて、喉の奥が酸っぱくなる。
口から出ていった眞尋さんのちんこはさっきよりも大きくなっていた。
ぬらっと濡れてるのはオレの唾液かな? それともカウパー? 両方かな?
「お返しに俺も舐めてあげるね。その前に尻尾を取ろうかな」
眞尋さんは尻尾を掴むと一気に引き抜いた。
「やあああぁっ!」
ローションなのか何なのか引き抜かれる時にオナラみたいな音がしてめちゃくちゃ恥ずかしかった。
仰向けに寝転んで足を広げられてオレのちんこは眞尋さんの口の中に。
ねっとりと舌が絡みついて硬くなる。
「あっ、きもち、いいよぉ、もっと、もっと舐めてっ」
あまりの気持ち良さに、自分が何を言っているのかも分からなくなってしまう。
先端を重点的に舐められてまた出そう、イきそうになる。
「イッちゃう! ダメっ、はなれてぇ、出ちゃうから」
口が閉じなくて唾液が口の端から流れる。
「出していいよ?」
ジュルジュルっと吸われて呆気なく眞尋さんの口の中にピュッてしちゃった。
「ごめんなさい!」
ゴクン
「え?!」
謝ったのと同時に飲み込む音がした。
「飲んじゃった。ご馳走様。お尻触るよ?」
ご馳走じゃないよぉ。
2度もイッて怠くて体が動かない。
さっきのようにM字開脚にされてお尻に指を入れられる。
「ここ、凄く柔らかくなってる。これなら入りそうだね」
眞尋さんは枕の下から何か取るとそれを開けてちんこに被せた。
アレがコンドームかな?
お尻の穴に何か硬いものが当たる。
少し緊張はするけどイッた直後は体に力が入らなくなるから、入る訳ないと思った眞尋さんのちんこが抵抗なく入ってくる。
入ってくる途中で中の気持ち良くなる所にソレが当たって擦られる。
「そこっ、ダメっ」
キュッと締め付けてしまう。
尻尾とは明らかに違う質量のモノが入っているのを自覚して、驚きと恥ずかしさでいたたまれなくなる。
「本当に敦くんは淫乱なネコだね」
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