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✲第482話.可愛いしかない④

触られて大きさを増すソコを咥えるのは無理だと思ったのか、来夢は赤い舌で下から上に向けて舐め上げる。 上からその光景を見るだけでも爆発してしまいそうだ。 俺の表情が見たいのか舐めながらこちらを見る。 目が合うとお互いに逸らせなくなる。 「気持ちいいよ」 頭を撫でると嬉しそうな顔をしてペロペロと舐める。 物理的な刺激と目から入ってくる刺激で、先走りが出るのが分かる。 「しょっぱい……」 そう言いながらも舐めるのは止めない。 裏筋を何度も舌が行き来して、限界も近くなってくる。 「来夢、もういいよ」 「え? 気持ち良くなかった?」 「いや、気持ち良すぎてこれ以上はだめ」 「出さなくていいの?」 このままでは来夢の顔に出してしまう。 初めてで顔射なんて出来る訳が無い。 「今日はな。次回はお願いしようかな」 「うん、分かった。次回頑張るね」 その時のことを考えるだけでも果ててしまいそうだ。 今すぐにでも繋がりたいと思うが、あまりにも余裕が無さすぎる。 「来夢足をしっかりと閉じててくれるか?」 「するの?」 「その前に素股な」 「すまた?」 「そう。入れないけど疑似体験みたいなもんだ。太ももに力入れて足を閉じて」 「うん……?」 言われるがまま来夢は足を閉じて横になる。 後ろから足の間にギンギンに勃ち上がったそれを挿入する。 股ギリギリをいけば後孔をかすめ、また硬度を増してきている来夢のソレを刺激する。 「ひゃっ」 「ほら、力入れてて。動かすよ」 太ももの弾力が気持ちいい。来夢のソレと擦り合うのもいい。 腰を動かせば俺の先走りがニチャニチャと音を立てる。 モノ同士が擦れあって来夢のもまた勃ち上がる。 手を前に回して2人のモノを一緒に握り込む。 「も、ちから、はいらっ、あんっ」 太ももの力が抜けてもそこから抜きたくはない。 握ったソレらを上下に擦る。 自分にするような強さだから、来夢には刺激が強いかもしれないが……手の動きは止まらない。 「…またっ、でちゃうっ!」 「俺も、出る……んっ」 手が2人が放ったもので濡れる。 1度イったくらいで……とは思っていたが、俺のソコは大きさも硬さも殆ど変わらない。 「痛くなかったか? 結構強く擦ったが」 「だい、じょうぶ……ダイ兄ちゃんのとこすれあって、気持ちよかった………」 「俺も気持ちよかったよ。疲れてないか?」 力が入らなくてもこちらを見上げる。 「ちゃんとするんでしょ? 僕は平気」 ふわりと笑う、その笑顔に癒される。 すぐ横に寝っ転がってぎゅっと抱き締める。 「ちゃんと準備もするけど、痛かったり無理だと思ったら正直に言うこと」 「分かってるよ」 「来夢、大好きだよ」 何度言っても言い足りない。 来夢は頷いてからコホコホと咳をする。 「喉、乾いてるか?」 「そういえば……水まだある?」 さっき飲んだからほとんど残っていない。 「水持ってくるから待ってて」 頭を撫でてからベッドを降りる。 ベッドサイドに置いてあったバスタオルを腰に巻いてからキッチンにある冷蔵庫に向かう。 真昼間から真っ裸で歩き回ることはいくら何でも出来ない。 冷蔵庫から出した水のペットボトルを空けてひと口飲む。 自分の下半身があまりにも元気で苦笑する。 荷物の中からローションとゴムを出して水と一緒に持つ。 ゴムは……ひと綴りあればいいな 5回もするつもりはないが念の為……そう、念の為だ 寝室に戻るとすぐに来夢と目が合った。 俺の顔を見るとあからさまにホッとして微笑んだ。 「どうした?」 「戻って来なかったらって思って」 「バカだな、そんな訳ないだろ?」 「ワガママたくさん言って困らせてたんじゃないかって思ってたの」 ワガママを言われた記憶が無い。 「来夢のお願いはワガママでも何でもないよ。それに俺はワガママを言われる方が嬉しいから、何でも言って欲しい」 「そうなの?」 「好きな子のお願いは何でもきいてあげたいから」 ベッドに座ると来夢はすぐそばまで寄ってくる。 「もっと、くっついていたい」 「分かった。でもその前に水な。飲ませてあげるから仰向けに寝て」 「こう?」 「そう」 水を口に含んで口移しで水を飲ませる。 コクコクと飲み込む時の喉の動きに色っぽさを感じる。 「もう一口いい?」 「いいよ」 水を飲み込んだことを確認してから、今度はキスをする。 軽く下唇を吸い込むようにすると唇に隙間が出来る。 その隙間から舌を入れるとすぐに舌同士が触れ合う。 そのまま絡ませると来夢も自ら舌を動かしてくる。 そのたどたどしい動きも可愛らしい。 水で潤ったこともあって濡れた音が耳に届く。 唇を離しても濡れてキラキラしている。 口は開いていて赤い舌が扇情的だ。 「来夢、恥ずかしいかもしれないけど、足を持ってて。難しければうつ伏せでもいいよ」 「ダイ兄ちゃんの顔を見ていたいからこのままで……足開かないとだめ?」 「その方が準備しやすいけど……閉じててもいいよ。だけど足を持つのは変わりないよ?」 水と一緒に持ってきたローションの蓋を開けて手に少量を出す。 肌に馴染むと温かさを感じるタイプのものでしばらくそのままにしていると、手の平に温かさを感じるようになる。 来夢は悩んだ末に足を開くという結論に至ったようだ。 後孔もモノもぷっくりと芯を持った乳首も恥ずかしそうにする表情まで全てを一望でき、少しだけおさまった下半身がまた勃ち上がる。

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