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✲第484話.可愛いしかない 終
「そう、こうやってここを擦り合わせるの」
勃ち上がっている来夢のソコに俺のを当てて下から上に擦り上げる。
「きゃっ……どうして、かぶと?」
「それは、先端が兜みたいな形してるからだと思うが………」
そう言いながら腰を動かす。
来夢のソコも硬くなっていて気持ちがいい。
だが、2人ともお腹につくほど勃ち上がっているから擦ろうとすれば俺は手が使えない。
「来夢、2人のを合わせて持ってくれるか? 出来れば少し強めに」
いやいや、待てよ。
可愛い来夢にそんな事させていいのか?!
「いや、やっぱりっ……」
「これで、いい?」
片手では足りないと思ったのか両手でキュッと2人のソコを合わせて持つ。
来夢が触っていると思うだけでもヤバいのに、こちらを伺うような表情も可愛くて変になりそうだ。
「手は動かさずにそのままにしておいて」
「……うん、分かった」
腰を動かすと手の柔らかい感触とソコの硬い感触とどちらも気持ちがいい。
「んぅ……ぁっ、あっ、きもち、いぃ」
目を閉じて気持ちよさそうな顔をしている来夢に気を取られて動きを止める。
だが、擦られるのは変わらずで来夢が自分から腰を動かしているのが分かった。
気持ちよくなりたいという気持ちがさせている事なのだろうが、多少ぎこちない動きに自分でも笑みを作るのが分かる。
ソコを合わせて持っていてくれるお陰で俺の手も動かせるようになった。
来夢の手の上に自分の手を重ねてから先端部分に滑らせる。
「あっ、さきっ、だめっ!」
「ダメなら俺のだけ触るか」
来夢のソコには触れないように、自分の先端にだけ触れるようにする。
「え? ……やっ………」
抗議のつもりなのか来夢の手に力が入る。
どっちもダメなんて本当に可愛い。
「どっちもダメなの?」
「……ダイ兄ちゃんの、いじわる………」
閉じていた目が開かれて濡れた瞳に見つめられる。
非難されているのだと分かっているのに潤んだ瞳に吸い込まれそうになる。
「ごめん。触っていい?」
コクンと頷いて上目遣いに見つめられれば下半身に響く。
「……さわって………」
俺の手を握ってソコに持っていく。
それが終わるとまた両手で2人のを合わせて持つ。
一連の動作にイきそうになるのを堪える。
「ふふっ、ダイ兄ちゃんの、また大きくなった」
中指か人差し指を確かめる様に動かすもんだから、本当にヤバい。
2人のソコを上から覆うようにして軽く握り、親指で来夢の先端を撫でる。
「ああっ!」
気持ちよさそうな声を聞きながらまた腰を動かす。
手は2人の先走りで濡れてグチュグチュと音がする。
「も、でちゃっ!」
「んっ、一緒に」
一緒にと思っていたが来夢が先にイき、俺もその後を追うようにイった。
来夢のお腹の上には2人が放ったものがかかっている。
忙しない呼吸で上下するお腹。
早く拭かないとと思うのと同時にその光景を目に焼き付けたいとも思う。
今にも寝てしまいそうに目をトロンとさせる来夢の頭を撫でる。
「ダイ兄ちゃん、好き」
ふわぁっと笑うから触れるだけのキスをする。
「俺も好きだよ」
眠ってしまった来夢をそのままにする訳にもいかず、簡単に身体を拭いてから、一緒にシャワーを浴びた。
シーツを新しいものに取り替えて、バスタオルなども一緒に洗濯乾燥機に放り込む。
ベッドメイキングをして来夢を寝かせてから洗濯の続きをした。
シルクのパンティは洗い方が分からず、スマホで調べた。
漂白剤の入っていない洗剤を洗面器に入れて押し洗い?
とにかくこびり付いてカピカピになりかけたアレが取れるまで何度か押し洗いをする。
陰干しがよく分からなかったが、浴室に干した。
間違ってたら潔く来夢に怒られよう。
なんとか洗濯を終わらせてから寝室に行くと、来夢はタオルケットを抱きしめるようにして小さくなって眠っていた。
少し大人びて見えた先程とは違い、幼さの残った寝顔にも癒される。
隣に入り込むとキュッと抱き着いてきて、守りたいと本気で思った。
いつの間にか自分も寝てしまい、目が覚めたら来夢と目が合った。
「来夢」
「起こしちゃった?」
「いや? 元々寝るつもり無かったんだが……今何時だ?」
「夕方の6時半になる所だよ」
お昼も食べずにあんなことをして、この時間………腹減ったな。
「お腹すいたね」
「そうだな。カフェに連絡してみるか。あそこは夜もやってるから。来夢が大丈夫なら歩いて行くか?」
「手、繋いでいい?」
「もちろん」
嬉しそうに笑う姿が可愛い。
エッチなことをしてからの方がより可愛く見えるようになった。
思考が甘ったるいのも心地よく感じる。
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