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「かわいいっ!ミツルくんも喜ぶよ」 「う....?みぃ...くん?」 椎名からミツルの名前を聞いたとたんユウの声は一段と高くなった 「そうだよぉ?ミツル君に送るんだから」 「みぃ...」 「ほら、カメラ見て?ユウくん、ミツルくんにお話してごらん?」 「う....?」 「ずーっと頑張ってきたでしょう?大丈夫だよ?言ってごらん?」 ユウはきょとんとしながら画面を眺めて考え込んでいる まだまだすべての事を理解するには至らないユウに椎名が何かを耳打ちする姿が映る 「ほら、ユウくん...」 後押しをするような椎名にユウはうんうんと頷いて何かに気付いたように目を見開いた 「いい?じゃあ、ユウくん、どうぞ!!」 椎名の声に答えるようにユウは画面をまっすぐに見つめる そしてこれでもかというくらい大きな口を開けて言った 「みぃくんっ!!だぁいすきぃぃ」

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