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ピザや寿司や中華といったてんでバラバラのメニューがテーブルに並び、4人で囲んで食事をとった
どれもこれも美味しくて、日頃自分が食べているようなコンビニとは違っていた
マナトの隣でユウは可愛く盛り付けられたお子様プレートをほおばっていてなんだか笑けてしまう
目が合うと「みんなでごはんっ、おいしぃっねっ」とニッコリ笑った
ふとマナトは思い返してみる
こんな風に誰か食事を楽しんだことはいつ振りだろう...
ついこの間までいた恋人だってとうの昔に食事など一緒にすることはなくなった
いつの間にか自分を避けるように生活の時間をずらして極力合わないようにしていたのだ
静まり返った部屋で一人で食べるコンビニ弁当ほど空しいものはない
ーー適当につまみながら食事を終えると椎名が立ち上がって言った
「さぁっ、そろそろ僕たちは帰らないと」
「泊まって行けよ、明日休みなんだから」
引きとめる涼介に向かって椎名は言った
「ダメダメ、明日はユウくん朝早いから」
「....ぁあ、アレか」
涼介はみなまで聞かずとも理解するようにうなづいた
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