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良い子でお留守番編8やらしくて、はしたなくて、ハレンチで

 電話越しでも気持ち良かった。あの真紀があんなふうになりふりかまわずオナニーしてるのは最高に興奮した。俺のことを見ながら動かす手も、乱れる呼吸も全部に煽られて、あんなこと、初めてしたけど、ものすごくゾクゾクした。  触りたい。  感じたい。  奥まで全部埋め尽くされたい。  真紀の形に、なりたい。  そんな欲求が膨れて、腫れて、熟れてとろりと溢れるような快楽だったけど。やっぱ、こっちのほうがいい。 「ンっ……ん、んっ……んふっ……っ」  舌先で裏筋を擦ると、口の中でビクンと跳ねて暴れる。切っ先を舐めてやると気持ち良さそうに鈴口から滲ませるんだ。苦くて、ゾクゾクする、それを。 「ン……ふっ……んんっ」  喉奥まで、広げられたい。真紀の切っ先に犯されて呼吸できないくらいいっぱいに頬張って、俺の口の中でびしょ濡れにしてやる。 「っ、誉」  気持ちイイ? 俺の口の中でイきそう? 舌で擦られてゾクゾクした? 喉んところに吐き出したい? いいよ。イって。 「ン、んっ……んっ、んんっ」  激しく頭を上下させて、根元をきつく手で握りながら、白いのが竿を伝って上がってくる手伝いみたいに舌を這わせた。そして先端にキスをして、ここからちょうだいって。 「ン、ン、んっ」  イっていいよ。真紀。真紀の、出して? 「誉っ……っ」  やっぱり、触れて、舐めて、味がして、熱くて、咥えた分だけ苦しくなれるくらい、真紀の形を感じられるのがいい。  好きなんだ。  真紀の全部がたまらなく、好き。 「っ、誉」 「ん、なんで? 今、イきそうだったのに」  真紀も、好き? 俺のこと。俺の身体。全部に興奮した? してる? 触れて、舐めて。味わって、熱くて苦しいくらいに狭い中を征服したい? 真紀の形を捻じ込みたい? 「ン、ぁ、真紀っデスクが」 「……」  険しい表情に荒い呼吸。痛いくらいに強く抱き締められて、真紀が日頃から使ってるデスクの上に転がされる。仕事は基本タブレットだけれど、セキュリティーの関係でデスクトップのパソコンもある。その液晶がガタンと大きな音を立てるほど、乱暴な真紀に、すごく興奮した。 「あ、真紀っ、ン、あ、あああっ」  ひん剥かれた半裸の胸にかぶり突かれて、フェラしながら勃ってた乳首を強く吸われただけで、目の奥で星がチカチカと点滅した。暴かれて悦ぶ乳首を舌で転がすようにあそばれて、舐めて、吸われると。 「んっ、ぁ、ヤダッ、真紀」 「やらしい……」  下着からはみ出て、はしたなく乱れたそれを掌でイイコイイコって撫でられて、腰が浮いた。 「もうベトベトです」 「あ、ン、言うなっ」  紐を引っ張られてペニスの先端から黒いレースに絡みつくように先走りが糸を垂らした。どうにかなりそうなくらいに恥ずかしいのに。 「あっ……ン」 「……誉」 「ここも、可愛がって」  恥ずかしい気持ちにすら煽られる。 「ここ、まだ柔らかくしてない、んだ」 「……」 「真紀のがいい、から、ここ、真紀の指で、柔らかく、して」  言いながら意図して肩から作業着を滑り落とした。そしてずり上がるようにして、自分の作業着をシーツ代わりにしながら、そこで脚を開く。デスクの上で、股を広げて、孔を晒して、ねだった。  真紀の指で、柔らかく、して――そう、ねだって。 「あ、はぁっ……」  ツプリと突き入れられた中指に、喉を仰け反らせて喘いだ。身震いするほど気持ちイイ。 「中、狭いっ」 「ン、ぁ、だって、この前、指挿れただけ、だから」 「っ」 「あっ、ン……なんでっ」 「誉?」  ビクビクと腰が跳ねる。自然と突き上げる真似をしながら、下着がびしょ濡れになるほどペニスの先端から我慢汁垂らしてる。 「なんで、真紀の指だと、こんな気持ちイイ、んだよっ」  スマホの通話越しのオナニーは気持ちよかったけれど、自分の指じゃ気持ち良くなれなかった。前立腺も奥の深いところも、浅い口の辺りも、真紀とセックスしながら突かれたらすぐ気持ち良くなれる場所だったのに。自分の指じゃ全然だった。気持ち良くなれたのか、乱れた真紀を見てたから。 「あ、ぁぁっ……ンっ、ダメ、も、イっく」  ほら、真紀の指だとこんなにイイ。 「あ、ぁっ、真紀っ」  おかしくなりそう。イきたくて、ダメになる。 「あ、やぁぁっンっ真紀、イっちゃうから」 「もう少し」 「や、もう、欲しい」  まだ狭い。まだきつい。けど、もう限界。 「ここにそれ、挿れて」  熱くて、太いので、俺の中全部埋め尽くせよ。中を柔らかくしてくれる手を取って、自分で抜くと、その掌にキスをした。いじって? 乳首をこの濡れて俺の体温に染まった指で可愛がって。 「ここに、真紀の、これ、欲しい」  真紀のために買った下着をずらして、ヒクつく孔を見せた。苦しくていいから、狭い中をそれで掻き分けて奥まで来て。 「早く、真紀の形にして」 「っ、あんまり、煽らないで」 「あっ! ン」 「加減、できそうにないんだ」  すんなよ。加減なんて。奥まで捻じ込んで、荒々しく暴れてよ。 「い、よ。真紀」 「っ」 「俺の中で、すっごい、気持ち良くなって」  寂しかったんだ。イイコで待ってたけど、早く会いたいのを我慢して仕事してたんだから。 「十日ぶりの、気持ちイイの、早くちょうだい」  言いながら、舌を出して真紀を欲しがった。 「ン」  まず、くれたのはやらしいキス。 「あっ、あ、ぁ」  それから、今、抉じ開けられる孔に触れた熱の塊のぞくりと欲情して。 「あぁぁぁぁぁぁあっ!」  火照った身体を、まだ柔らかくなりきっていない真紀のペニスに貫かれたら。 「あっ……っ……っン」 「誉っ」 「あ、ごめ……イくの、我慢、できな、ぁっ」  挿れられただけでイってた。 「やらし……誉」 「あンっ、ぁ、イってる」 「ん、すごい、中、うねってる」  弾けた白が心もとない下着のレースに絡みつく。まとわりついて、ぬるりとまみれて、ひどく淫らだ。 「あっン、ぁっ……ン、真紀、真紀っ、ぁ、やぁっ……ン、ん、ずっと、イってる」  止まらない快楽におかしくなりそう。十日ぶりに抉じ開けられた奥が悦んで止まらない。 「あぁっン」  吸い付いて、しゃぶりついて、搾り取るようにきつくしがみ付く。 「誉」 「あ、ちょっ、ぁっ」  腰を抱かれて机から下ろされると、今度はその机にしがみつくように背中が真紀の胸に密着した。掌を重ねられて、立ったままバックで、。 「あ、ああああっん、これ、ダメ、汚れるっ」 「言ったでしょ?」 「やぁぁぁ」  もうこんな下着じゃ受け止めきれないから。先走りも、白いのも、どろどろに下着を濡らして絡みついて、興奮の雫がそのレースから滴り落ちる。真紀が仕事をするデスクを汚してしまう。 「貴方のぐちゃぐちゃに汚されるの好きだって」 「あっ、あっ、またイくっ」 「貴方のこんなやらしい姿見せておいて、ダメなんて、言わないで」 「ン、ぁっ」  ずぶずぶって、奥まで暴いてよ。オナニーの指じゃ届かない、真紀の前でしてみせた自慰でも届かない奥のとこ、真紀のペニスで突いて。 「ん、そこ、好き」 「誉」 「あ、イくっ……真紀、キスも、して」  突いて、奥までいっぱい、俺のこと、イイコイイコって、可愛がって、愛してよ。

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