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第10話

そんなこんなで映画を観に行く日になった、今日は1日かけて2人で遊び歩く予定だ 集合場所に行くと既に省吾が来ており、周りにナンパしに来たであろう男達がいた まあ、省吾可愛いから女の子と間違えられたりすんだよな…… 「君可愛いね~♪」 「うん、ありがとう」 絡まれていてもにこやかにいる省吾 「俺ら暇してるんだけど一緒に遊びいかない?」 「ごめんね~、お兄さん達好みじゃないし、恋人待ちだから他当たって~」 「こんな可愛い子待たせる恋人ねー、そんなやつじゃなくて俺らだったら待たせないよ~」 なんてしつこく絡んでくる 「待たせるような奴で悪かったな、こんな人通りで騒ぎ起こされたくなきゃ他当たってくれ」 省吾の所へ近づきなんとかナンパの奴等を巻こうとする 「あらら、待ち人来ちゃったか残念」 といい、去っていった 「裕介ありがとう~」 「お前も毎回大変だよな、」 俺との待ち合わせの時は恋人同士って設定の方が変なのから巻きやすいってんでそんな設定使ったりしてる 「まあいいじゃん、あまりにもウザイときは裏の手があるから大丈夫だよ?」 となんとなく黒い笑みを浮かべる省吾 「ま、そんなことよりせっかくのゆーすけとのデートなんだから楽しまなきゃ!」

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