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第20話

(少し緊張するな) トントンと省吾の部屋の扉を叩く 「省吾、こんな時間に悪いけど話良いか……」 すると扉の向こうから足音が聞こえ扉のもとへ移動する 「裕介?」 扉から省吾の声が聞こえる 「ああ、俺だ 省吾から告白貰ったのに俺、俺の気持ち伝えてないから……」 すうっと息を吸い 「俺の話聞いて……」 扉は未だ開かず、沈黙が続いていた 裕介はダメかと思い戻ろうかとしたとき 扉の向こうから 「……分かった、入って」 と声が聞こえ、少し扉が開かれた 裕介は緊張した面持ちでドアノブに手をかけゆっくりと扉を開けていった

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