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第29話
怠い身体を二人重ねベッドに寝転がる
「ゆーすけの後処理ちゃんとしなきゃね」
「はあっ、んっ、どうゆうこと?」
先程まで入れていた部分に触れる
「俺が出したのちゃんと掻き出さないと、お腹壊しちゃうよ」
ぐりっと弛くなっている孔に指を2本入れ、なかを広げる
「ふうっ!……んっ、んっ」
まだ余韻のあるからだは素直に刺激に反応してしまう
孔を指で拡げ、粘つく白いものを掻き出していく
自分の出したものを孔から垂らす裕介の姿は艶やかである
負担にならないようにざっと掻き出し、近くのティッシュで簡単拭いていく
「濡れタオル持ってくるね」
そう言って、立ち上がり部屋の外へと向かう省吾の姿をベッドに寝た状態でぼんやり見る
(省吾とセックスしてしまった/////)
友人としての一線を越えてしまった
ああー、と悶えようとしたが、腰に痛みを覚えてうまく動けなかった
そのまま待っていると濡れたタオルを持った省吾が戻ってきた
ぎしりとベッドに腰を掛ける
「べたついてるから身体拭かせてね」
「サンキュ」
2人ともざっと身体を拭き、空気の入れ換えと、省吾が窓を開けた
夜の清んだ空気が入りとても気持ちが良い
2人ベッドに横になり寄り添う
セックスの疲れで眠気が強く瞼が重い
そうして段々と闇に落ちるときに
額に柔らかい感触があったところまでは意識があり、その後眠りについた
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