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おかしくなりそう

「一緒にシャワー浴びよう」 そう言って、周さんは僕の手を取りバスルームへ向かった。 手を握られても肩を抱かれても、自分の肌に直接触れられる周さんに切ないほど感じてしまう。一々漏れてしまう吐息を掌で押さえながら、僕は周さんとシャワーを浴びた。 「薬が切れるまでいっぱいイカせてやるからな……」 周さんのその言葉だけでイキそうになる。 「あ……あん……」 シャワーを浴びながら僕は周さんにしがみついた。体にあたるシャワーの湯ですら気持ちが良くて声が出てしまう。恥ずかしいくらい勃起したそこを周さんに触られて、それだけで僕はイってしまった。 「……あ…あぁん、やっ! ひぁ…‥あ…… 」 イったのに……萎えるどころか更に気持ちが良くなってしまい、周さんにまたグッと掴まれてしまった。その一瞬で僕はまた周さんに向かって吐精する。 嘘みたいだ…… 全然熱がおさまらない。周さんにキスをされたまま、周さんの舌で口内を犯されながら、僕は何度も吐精する。周さんも扱く手を止めてくれない。気持ちが良すぎて怖くなる…… 膝が笑ってもう立っていられない…… 気持ちがよすぎてわけがわからない。 「あ……周さん……気持ち……いい…んっぁ、……やっ、らめっ……ひぁぁ…… 」 シャワーを浴びながら僕はその場にへたり込んでしまい、周さんはそんな僕をバスタブの縁につかまらせた。膝立ちのまま足を開かされ、僕のアナルに周さんが指を這わせた。 「いやっ……あん……あ……まねさん……僕に触ら……ないで……」 周さんの指が容赦なく奥まで侵入してくる。僕の気持ちのいいところを擦りながら、もう片方の手でペニスの先端をぐるりと撫ぜた。 嘘みたいにまた僕は白濁したものをそこに吐き出す。力も入らないし、怒涛の如く押し寄せてくる快感はもう恐怖でしかない。 「……やっ……やだ……あ……あっ……」 周さんが僕に抱きつき、相変わらずキスの嵐を浴びせながら僕をベッドに運ぶ。ベッドの上で僕の体をバスタオルで拭きながら、僕の両膝を掴み いっぱいに開いた。 「やっ!……恥ずかしい……あぁ……」 僕は恐ろしく込み上げてくる快感を逃そうと体を攀じる。それでも容赦なく周さんは開かれた僕の秘部に顔を埋め舌を這わせた。 チラッと僕の顔を見ると、何度熱を吐き出しても鎮まらないその熱り勃つ僕自身を口に含む。 「あああ……! あん……いい……あま……ねさん……待って……ダメっ」 ジュブジュブとわざとらしく音を立てながら周さんは僕のものを口で扱く。たまにチラッと僕の顔を見る目線がいやらしくて堪らない。 また中心部に熱が集まる…… 「やっ……やだ……イッちゃう……あ、まねさん……やだ……周さんのでイきたい……」 もう力も入らない。僕の中心部だけ異様に熱く熱が篭る。されるがままに何度もイかされ、それでも僕は周さんを受け入れたくて疼いてしまってしょうがなかった。 周さんは僕を見て微笑むと顔を寄せ耳元で囁いた。 「竜太……やらしい……どうしてほしい? ちゃんとお願いしてくれなきゃやらねぇよ……」 そう言いながら周さんの指はもう僕の奥の気持ちいのいいところを擦っている。ゆっくりとその指が出たり入ったりする度に、僕の体は周さんが欲しいと打ち震えた。 恥ずかしい…… 先端を指でグリっとされる度に体が跳ねる。ローションなんだか自身のカウパーなんだかよくわからないくらいびしょ濡れになってしまっているそこは周さんに弄られ続けておかしくなってる…… もう恥ずかしいとか言ってられない…… 「あまねさんの、僕に……ちょうだい……あぁ……早く! ……挿れて……お願い……あああ……きもち…いい……」 周さんの指だけで既に蕩けきってしまっていた僕に、周さんは容赦なく挿入してきた。圧迫感を感じる間も無く、挿れられた瞬間また僕は果ててしまった。 「竜太……すげ……締まる……んんっ……きもちいっ……んんっ……んっ 」 周さんが堪らないと言った声を上げる。太腿が痙攣を起こし、イったばかりだというのに快感が消えてくれない。 「やだ……周さん……ああ……あっ……もっと、もっと突いて……」 太腿の痙攣が止まらない……気持ち良すぎて目の前がチカチカする。 おかしくなり過ぎて怖い…… 周さんの肌を感じて出来る限り力を込めて僕は抱きつく。しがみついていないと意識がどうにかなってしまいそう…… それでも周さんの激しい律動は止まらない。 僕の耳元で息を荒くしながら、僕の名前を囁き続け抱きしめてくれる。周さんの声が心地よく、安心する。 「周さん……大好き……好き……好き…」 僕も周さんに応えるように耳元で囁いた。

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