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第15話
幸三郎side
「何だよ!中!!邪魔すんな!!ゆきは渡さない!!」
「落ちつけよ!こうは俺の事は何とも思ってねぇよ!!」
「お前はゆきをヤラシイ目で見てるじゃねぇか!!いつも鼻伸ばしてよ!!」
「見てねぇよ!!」
「はぁ!?意味わかんないんだけど!ゆきを見てないなんてそんなやつこの世にいるか!」
「言ってることめちゃくちゃなんだけど?取り敢えず落ち着けって」
「五月蝿い!!」
再度殴りかかるあーちゃんの迫力に僕は動けなかった…
「敦夢…てめー…」
「あーちゃん…やめよ?ね?落ち着いてよ…もう中には近付かないから…」
「そんなの信じられない!!もういい!」
僕は破かれたシャツで腕を拘束されてしまう。
「何?何するの?ねぇ…解いてよぉ…あーちゃん」
「お前に対するお仕置き何が一番かわかった…」
そういうと携帯でどこかに連絡する。しばらくして話終えるとこちらを振り返った。
中は今床に転がされあーちゃんに蹴られている。
「おーっす!敦夢」
数分後、数人のがたいのいい男がやって来た
「どったの?敦夢」
「ん~?あのねぇ。君たちが欲しがってた中くん。捕まえたから好きにしていいよぉ?」
蹴られ続け意識を失っている中を蹴り転がす
「うわぁ…まじだぁ…まぁじ…かぁいい…」
「ごめんねぇ。顔だけは避けたんだけどさぁ体に痣作っちゃった」
「いいよぉ。この顔が好みだから」
「ん。じゃあどうぞぉ。俺はゆきといちゃいちゃするから」
振り返ったあーちゃんの狂気な視線に蛇に睨まれた蛙のように動けない…僕の知ってるあーちゃんじゃない…
「あー…ちゃん…」
そして僕は乱暴にあーちゃんに初めて抱かれた。その横では数人のものを咥えさせられ啼かされている中がいる。
「ちゃーんと動画撮れてる?」
「ん~大丈夫…にしても…やっぱいい…想像通り…いや…想像以上だね…中…はぁ…お前の中気持ちよすぎ…」
「口もいいよぉ」
そうして散々中を弄んだ男たちは嬉しそうに動画をそれぞれに送りにこにこと立ち去っていった。
僕はあーちゃんに抱き抱えられあーちゃんの家に帰ってきた。
「あ…ごめんね…傷になっちゃったね…ごめん…でもね、ゆきが悪いんだよ?浮気なんてするから」
優しく僕を撫でながらあーちゃんは微笑んでいた…怖い…
あーちゃんは確かに嫉妬深かった…けれどここまでとは思ってなかった…
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