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第17話

幸三郎side 次に扉が開かれ入ってきたのは雪割先輩だった。 生徒会長だから呼ばれたのだろうけれど先輩を瞳に写した中はもっと泣き出してしまう… 「やだ…見ないで…見ないで下さい…」 こんなにも…先輩のことが好きなんだ…それなのに…僕は…あんな酷いことを… 先輩は自分のシャツを脱ぐと中に掛ける。先輩は下にTシャツを着用してた。 「お前ら…何が…取り敢えず保健室。誰か教師呼んできて」 苦しそうに先輩が呟いた。 誰かが外に走り出す。先輩は中に向き合った 「中。何があった?」 中は先輩のシャツを握りしめカタカタと震えて俯いていて話せる状態じゃない…だから… 「ごめんなさい。僕のせいです」 …僕のせいだから…

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