乳首と下半身への弛い刺激に体を小さく捩らせる航生くん。 熱を溜めだしたチンチンを意識した事で、今自分が感じてるのは『擽ったい』って感覚だけやないってわかったはず。 絡めてた俺の手ごと、航生くんの指をまだ小さいままの右胸にそっと触れさせた。 「ほら、こっちの乳首、自分でコロコロしてみ？」 航生くんは案の定、『できない』って小さく首を振る。 絡めていた指をほどき、今度は航生くんの指の上に俺の指を添えてキュウと小さな乳首を摘まませた。 「こっちの乳首とおんなじになるくらいまで、自分で頑張って弄ってて？　代わりにこっちは、ちゃんと俺が気持ちようしたげるから...な？」 生真面目な航生くんらしく、素直に納得はしてない顔のまんま、それでも俺の言いつけを守るようにそこをフニフニプニプニと摘まみ、クニクニと弄り始める。 ちゃんと触ってるのを確認して...ついでに、自分で触ってるだけで感じだしてる事に少し驚いた表情に変わったのんも確認して、俺はゆっくりと体を下へとずらしていった。 ふさふさの下生えの中で、ゆら～って頭をもたげようとしてる航生くんのチンチン。 まだ完勃ちってわけはないけど、それでもかなり大きいんやってのがわかる。 裏側をソロソロとなぞりながら航生くんの様子を窺った。 コリコリと乳首を刺激する指は止まっていない。 それどころか艶かしく唇を僅かに開き、甘い息を吐きながらさっきよりも強く激しくそこを捏ねてた。 ......ヤバッ、めっちゃ可愛い...落ち着かな、俺が先に暴走してまいそう...... 「ここ、舐められるんはイヤやない？」 俺が聞けば、言葉にはせんと顔だけを小さく縦に振った。 イヤやないどころか、早く刺激して欲しいとでも言うみたいに腰まで小さく動かしてる。 ......まあ、たぶん本人は気づいてないんやろうけど。 それでもこれまで、散々色んな奴に舐められても弄られても、果ては機械まで使われた時でも、気持ちエエとは思われへんかった航生くんや。 俺にそこそこ自信があるにしたって、その嫌な記憶をいきなり全部払拭できるとは限れへん。 「もし気持ちようないとかやったら、ちゃんと言うてな？」 とにかく丁寧に優しく...少しの変化も見逃さないように...... 竿の根元を軽く握り、それをフルフルと小さく揺らす。 さっきまで指で触れてた裏側を尖らせた舌先でゆっくりとなぞると、まだ表に姿を見せきってない先端をペロリと舐めた。 クンと航生くんが腰を上げる。 根元を握りしめたままの手の中でそれが擦られ、一気にそこが膨張した。 まだ少し隠れてる頭を引っ張り出そうと、余った皮の内側に舌を捩じ込む。 ピクピクと腰の動きが大きなるのを宥めるように浮かび上がる腹筋をサワサワと撫でながら、その先端を口内へと招き入れた。 唇を強く窄め、口の中でちょっとずつ顔を覗かせていく先端をチロチロと舌で擽り、たっぷりと溜めた唾液の助けを借りながら頭を小刻みに動かす。 皮を手繰り寄せるように頭の動きに合わせて根元を大きく扱いた。 それは口内で、手の中で、驚くほど一気に膨らみ始める。 「...んぁっ......」 背筋がゾクゾクするくらい甘い喘ぎ声。 もっと、もっとってねだるみたいに、俺の喉に向けて腰を突き上げてくる。 想像してた以上の膨張っぷりに、扱く手はそのままに顔を一旦離した。 目の前でプルプル震えるその大きさと形に、俺の方こそ震える。 ......なんや、これ ......グロテスクでイヤらしいて堪らん ......欲しい... その形を、硬さを実感しようと根元からゆっくりと舐め上げる。 「航生くんのココ、俺めっちゃ好みかも......」 まだ大きなるんちゃうかって竿を扱く手の動きを強く激しくしていく。 「航生くんのって超カリ太でガン反りで、ギンギンなんやもん......」 そんだけやないよ。 表面に浮かぶ血管も、パンパンに膨らんで真っ赤になってる亀頭の色艶も全部が好み。 こんなに俺の理想のチンチンがほんまにあるやなんて信じられへん。 そしてその理想のモノをぶら下げてんのが、この航生くんやなんて...... 興奮し過ぎてんのか感動してんのか、なんか胸が痛なってくる。 ほんまは今すぐにでもこれに跨がりたい。 慣らすとか解すとか、そんなんどうでも良かった。 こんな凶器に体を傷つけられるんやったら、それも本望。 せえけど今日は...そんなセックスしたらあかん。 俺だけ楽しなるようなセックスではあかんねん。 航生くんと俺が、ちゃんと二人でお互いを気持ちようしてあげられるセックスやないと意味がない。 「あ、あ...んまり...言わないで下さい......」 自分がいかに興奮してるかをからかわれたとでも思ったんか、航生くんは恥ずかしそうに睫毛をちょっと伏せる。 俺はできるだけ優しく、せえけど昂る気持ちは隠さんように笑いながら言った。 「なんで？　俺に舐められてしゃぶられて興奮してくれたんやろ？　こんだけギンギンになってくれたら俺の方も嬉しいんやで？」 ほんまやで？ 舐めながら、俺も間違いなく興奮してた。 このチンチンと今から繋がれるって考えるだけで、身体中の血液が一気に自分のんに集まっていくんがわかるくらい。 嘘やないって証明するように、ゴソゴソと体の向きを変えていく。 今握りしめてるモンに比べたらごくごくノーマル過ぎて面白うもなんともないチンチンを、航生くんの目の前へと晒した。 「航生くん、舐められる？　無理はせんでもかめへんで」 それだけ言うと、また俺は堪らなくイヤらしい航生くんのチンチンを口に含んだ。 ちょっとだけ躊躇ってるみたいに俺のにツンて触れてくる航生くん。 チラリと目線だけを送れば、その首までが真っ赤に染まってる。 だからぁ...恥ずかしいのはほんまは俺の方やっちゅうねん。 舐められても擦られてもないのに、ポットポト勝手に先走りが垂れてきてるやろ？ 別に舐めんでもエエから、そのまま握ってちょっとだけシコシコしてくれへんかなぁ...無理させるつもり、ほんまに無いねん。 航生くんの腰はまたユルユルと動き始めた。 と同時に航生くんの体が何やらゴソゴソと移動する。 『あっ』て思った時には、だらしなくヨダレを垂らしてる俺のチンチンは、熱くて湿った粘膜の感触に包まれていた。