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ずっと繋がっていたい
お互い、服を脱ぎ、ベットの端に一緒に座る。
真尋の肌は少し汗ばんでいる。
緊張してるのかな。
「シン?」
「すまない……真尋の体が綺麗で、つい見とれていた」
真尋の顔が真っ赤になる。
すぐ顔に出るところも可愛い。
「本当は夜まで楽しみを取っておこうと思っていたんだが、やっぱり待てないな」
「シンも、したかった?」
「当たり前だろ?この前したのは……年末年始の時だから、もう半年以上も前だ」
「そっか……俺もずっとしたかった……テレビ電話した時も、画面が邪魔で触ろうとしても触れなくて……もどかしかった。シンと俺の距離って、すごく遠いんだなって思い知らされた」
俯く真尋の顎を持って、上を向かせる。
真っ黒な瞳がキラキラしてて、綺麗だ。
「ねぇ、シン……もっかいキスして?」
「As you say…(仰せのままに)」
唇を重ねたまま、胸に手を這わせると、ぴくりと真尋の体が跳ねた。
「相変わらず、敏感だな……真尋の体は」
「だ……って、感じちゃうんだもん」
「久々だもんね。そのまま感じてて……」
胸の突起を口に含むと、真尋の声が震える。
「ふぁ……それ、やだぁ……シン……っあ」
片方は舌でネチネチと責めて、もう片方は指で抓ったり、爪でかいてみたりした。
その度に真尋の声が上擦るので、ついつい虐めてしまう。
「真尋、もうここが元気になってるな」
真尋のモノを握ると、「ひゃっ!」と悲鳴をあげた。
「真尋は先を舐められるのがお気に入りなんだよな?」
「あっ待って……!いきなりは……あぁ!!」
そのまま口の中で真尋の鈴口を舌で舐め回す。
執拗に舐めるとだんだん口の中にカウパーが広がる。
真尋、今日は早いな。
「んぁ……っ、あまり、舐めないでぇ……やぁ……っ」
ビクビクと真尋のモノが脈打っているのが分かる。
最後、吸い上げるように力を入れる。
「あっあっ……やだ、出ちゃう……シンの口の中に……あぁー!!」
真尋は呆気なくイッてしまった。
ゴクリと白濁したものを飲み下すと、たらたらと真尋のモノから精子が出ている。
「真尋、今度は私のを気持ちよくしてくれ」
真尋のアナルに指を入れて慣らし始める。
飛んでいた真尋の体は、ビクビクと痙攣する。
「あ……待って、シン……俺、まだイッたばっかで……体が……」
「大丈夫、真尋。すぐに良くしてあげるから」
そのまま、自分のモノを真尋の中に収める。
ぐっと一息に。
「…………っあぁぁ……!待ってって……言ったのにぃ……」
生理的な涙が真尋の頬を伝う。
そっと舐めとると、真尋の方から唇を重ねてくる。
「俺、今幸せすぎて、死んじゃうかも……」
「それは困るな。せっかく真尋を喜ばせるためにプレゼントを持ってきたのに」
「プレゼントって……あぁ!!」
真尋が聞き終わらないうちに、私は真尋の中を出たり入ったりしながら、快感を貪った。
真尋はピストンに合わせて、私の下で喘いでいる。
「真尋……っ、真尋!……君を手放さなくて、良かった……!」
「あっ、あっ!!シン……!俺も……諦め、なくて……ひぁっ!良かっ……たぁ……あんっ!」
そうだ。
教師と学生、イギリスと日本、年の差……色んな問題を抱えて、いくらだって諦める要素はあったのに、私達は諦めなかった。
「真尋っ!好きだ……!」
「シン、俺も……!!」
登り詰めた熱が、真尋の中で爆ぜた。
どんな難問も、答えはいつだってシンプルだ。
真尋が好き。
ただそれだけ。
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