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第8話

自分のピンチに、シュートになんて言おうとか考えてるとか、やっぱ俺はおバカだ。 ここは逃げ方を考えるべきなのに… ドカッとお腹に一発拳を打ち込まれる。 怯んだ俺をうつ伏せにして、ケツを突き上げるような形にさせられた。 バシッとケツに痛みを感じた。 パンッ、パンッ… 平手で何度もケツを叩かれた。 この歳でケツを叩かれるなんて… 痛みとショックで涙目になる。 「痛いとか嘘言うなよ、颯斗。シーツにシミ作ってるくせによく言う。」 チンコ強く握って痛いくらい激しく扱かれる。 「違っ…ぁ…やだぁ…扱かな…ぁ、あ…痛…んぅ…」 痛みと快感が交互に襲う。 「俺よりご立派なムスコくっ付けてるくせに後ろ犯されんのが好きとか、変態だな、颯斗は。」 「変態じゃ、な…あっ…ぁ…ん…痛……気持ち…ぃ…」 痛くて嫌な筈なのに、段々それが快感になってく。 頭がバカになる。 そんな自分が惨めで仕方ない。 「ホント、変態だよな。颯斗、エロマンヒクついてんぞ。待ってろ、すぐにお前の大好きな俺のブツをぶち込んでやる。」 隆史さんの荒くなった息を感じる。 嫌な予感… 後ろではチャックが下がる音が聞こえる。 嫌だ… どうしよう… 怖い… シーツを強く握って、キツく目を閉じると溜まってた涙が流れた。 嫌な予感は的中した。 ケツに湿ったのがあてがわれるのを感じた。 悪い予感は大体当たる事になってる。 それを想像しただけで怖くてひっとひきつったような声が出た。 それとほぼ同時に俺のナカに太いのがめり込んできた。 「ひぃぎぁあ"…っ痛…あ"ぁ…動く…なぁ…ッぐぅあ"…」 「はぁはぁ…やべ…持ってかれそ…っ…は、ぁ…やっぱお前最高だわ、颯斗っ!!」 隆史さんは狂ったように腰を振って言った。 一度も慣らしてない場所に挿入れられたわけだから痛くて当然だ。 あの日と変わらない… 隆史さんはもうしないって約束したのに… 嘘つきだ。

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