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第37話

もしかして、やっぱり俺の臓器を売るために、この屋敷のどこかに手術室があるのか? 屋敷に似せた実は医療機関? ここの風呂だって、実は少しずつ消毒液とか混ぜて俺の体を綺麗にするためとか? 「和葉さん、ここが俺たちのお風呂です」 「え、あ……ああ」 「ご安心ください。外から和葉さんの体が覗かれるのが嫌なので窓など一切ありません。それに声を出してもいいように防音。狭く感じないように天井には星空を描き、真っ暗にしたら星が輝き野姦気分も味わえ、壁には木々を描き立体的に」 「普通でいい。疲れさえ取れたら、普通の風呂でいい」 防音って、ここで俺がどんなに悲鳴を上げても誰にも気づかれず臓器を奪われてしまうのか。 「え、俺の着替え」 「安心してください。中に7種類の浴衣や甚平が常備されてます! 下着もあります。ほら」 扉をスライドさせて中に入れば、普通にどこか旅館の風呂みたいに永遠と続くロッカールームで驚いた。 戸棚には浴衣や甚平、下着、バスタオル、ありとあらゆるバスセットが入っている。 「下着、俺が選んでおきますね」

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