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第48話
背中を引き寄せられて、お湯がちゃぷんと揺れた。
「18歳の純粋な心を持ってるんです。明日からの和葉さんとのバラ色の新婚生活をイチャイチャしたいって。でも、俺、この通り、ここは子供じゃないみたいなんで」
押し付けられた部分は、お湯の中でもわかるぐらい固くてパンパンに膨れ上がっている。
「夫婦の契りをしたくて爆発しそうです!」
「契り?」
「初夜です。初夜。直接的に言うと、夫婦なんでエッチしたいです!」
抱き寄せられ、押し付けられ、見上げたら真っ赤な顔で可愛くて。
目の間にあるがっしりした筋肉も、胸をときめかせる。
「それは、えっとエッチ中は嫁と夫の立場は」
「もちろん入れ替わりますっ」
そうだよな。俺は童貞だからリードできないし、間違えて官能小説みたいなあんなことやこんなことを竜宮家の御曹司にしたら殺されてしまうだろうし。
「……まあ、興味あるしあっくん可愛いし嫌いじゃないから、その」
臓器を売られる前に一度くらい試してみてもいい、かな?
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