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第145話

あれから一緒にお風呂に入るし、あっくんの裸エプロンは日常化してきてるし、……30歳のおじさんであっくんが満足できるならば俺は受け入れる。 受け入れる覚悟はあるものの、ちょっと怖い。  俺の部屋に、小説の資料に沢山購入しておいたバイブやらバイブ、そのたバイブ、ローター、ローション、首輪、鞭、ボンテージ衣装など様々なものがる。 が、バイブを眺めてみても俺のお尻とサイズが合っていない気がする。 でもこのバイブより、あっくん立派な気がするんだよなあ。 だから、すげえ怖い。  小説みたいなひどいことはしないってわかってるけど、この大きなモノを受け入れた後自分がどうなってしまうのか怖い。 どうしよう。癖になっちゃってエロ本みたいに『やらー、そこ、やらぁあ』とか乱れたり、雌奴隷になってしまったら。 怖い。自分が怖い。 「和葉さん、どうされました?」 シャッター音と共にあっくんの心配そうな声が降ってくる。

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