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第241話

「では、座敷牢から激しい声や音が聞こえてくるのは」 「うそ。新築でもお化けって出るの?」 「土地は綺麗だと思うのですが……でも和葉さんのパンツの件もありますしね。調べてみましょう」 「お供します」 あっくんが肩を鳴らしながら、辰崎さんが切れ味ばつぐんの包丁を持って、歩き出す。 二人の背中はたくましく、頼りがいがあったが、一人で待ってるのも怖いので、ついていくことにした。 「やは地下なんて作る必要なかったじゃないでしょうか」 「あのね、ただの地下じゃないよ。シェルターにもなるし。保存できる食料はあそこに保存してるしね」 「……そうですか」 シェルターだったのか。今度SFちっくなプレイで使えないかな。 とうか、じゃあもしかしたらその保存してる食料を狙って誰か知らない人が地下にいるかもしれないのか? ちょっと怖くなってあっくんの服を掴む。 「俺も何か武器を」 「和葉さんは俺が、どんな生き物からも守りますのでご安心を」 「でも、落ち着かないというか」 「お二人とも、お静かに。声が聞こえます」

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