「あっくん、俺さ、資料で建築関係のHP見てるんだけど！　ここ。ここの人たちの工事頼もうよ！」 　パソコンを持って来て、すぐにそのホームページにアクセスした。 　全員、ヤクザみたいな目つきなのに、ペットの柴犬についてのブログは可愛いし毎日更新している。 　それに行事のたびにブログでは、無駄に脱いではしゃぐ３０歳以上のガチムチたち。 　ああああ。すごい。こんなガチムチな人たちにバイブ突っ込んで、綺麗なお姉さんに踏ませてみたい。 　できればちんこ縛って、身動きできない中、懇願してイかせてもらうとか。 　ああ。いい。資料の一環として、やっぱ生で筋肉見たい。 「和葉さんの好きそうなガチムチですね……」 「ち、違うよ！　ペットの柴犬の柴ちゃんが可愛いから。ペットのおうちだって自作だよ」 「……ぜんいん３０歳以上の、年上ばっか」 「えー、そうなのー？　犬のブログしか見てなかったから分からなかったなー」 えへって笑ったのに、あっくんの顔が、焼いたお餅みたいにぷっくり大きくなった。 流石、俺のお嫁さん。俺のタイプを熟知している。 どんなガチムチが好きか分かってる。 「呼んでもいいですけど！　俺たちの新婚旅行中のみですね。帰ってくるときには出来上がってるので、会う必要はないし」 「えええええ」