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第266話
「えっと、実はまだちょこっと怒ってます?」
「いや! 違うんだ。その、好奇心というか、楽しいかなって」
あっくんが裸エプロンのまま正座して考え込んだ。
そのすきに、ぴらりとエプロンをめくると股間はほどよくジャングルが育っている。
いいなあ。俺もこれぐらい生やしたいんだよなあ。あっくんと比べたら、本当に俺の毛って薄いし柔らかいって言うか。
「やっぱ毛がないのは落ち着かないから無理です」
「だよなあ、うん、ごめん。じゃあ明日の新婚旅行でいっぱいすごいことするから今日は寝よう」
「そうですね。明日いっぱいすごいこと……」
「舐めていいなら舐めたいけど」
舌を出し、指で握るふりをすると首を振られた。
あっくんは自分が奉仕したくて俺には何もさせたくないらしいから困る。
俺も69とか、あっくんの蕾を舐めたり指を入れたりおもちゃを入れたりほぐしたりしてみたいのに。
「明日は一日、船泊ですからゆっくり寝ときましょう」
「うん。あっくん、温めてあげるからおいで」
すると裸エプロンのまま抱き着いてきた。あー……可愛い。
俺の嫁、地雷地雷うるさい時があるけど、世界で一番可愛いしかっこういいし、最高。
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