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第13話

保健室を出てトイレに駆け込んだ 先輩をたくさん傷つけた自分が許せない 知らなかったとはいっても許せなかった 「それでさ、????」 トイレに人が来た 俺は個室に入ってる 「陽生さ、かわいくね?」 「え、今更?」 「いや、クラス違うから滅多に会わねーし」 「確かにな。 でも俺陽生なら抱けるわ」 「あー、俺も。女みてぇだもんな」 まさかの… なんでこんなとこに遭遇しなきゃなんないんだ… しばらくすると男子二人は戻っていった 「どーせ僕は女みたいな顔ですよーだ」 ぼそっと呟いて、悲しくなった そう言えば先輩は僕を女みたいって 言わなかったな… 昔から人と接する度に可愛いだの女の子みたいだのと言われまくった それが嫌で、ピアスを開けて髪染めて 不良になろうとも思ったが ピアスは開けるの怖いし痛いの嫌いだし 髪染めてもまた戻ってきて染め直すの めんどくさいしで結局やらなかった 先輩は初めて僕を女って見なかった それがすごい嬉しい 心がほわんってあったかくなった けど僕はまだ知らない 数日後にあんなことがおこるなんてーー

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