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命が怒った R18
命がいつもよりずっと早くに帰ってきた。
おかえりなさいって言う前に命に抱っこされてベッドに連れていかれる。
「ど、どうしたの…?」
「ちょっと我慢してくれ」
「命、怒ってる…」
「痛いことはしない」
いきなりキスをされてビックリする僕をベッドに押さえつけて、舌がお口の中に入れられた。
「ぁ、っむぅ…ふ」
「はぁ…」
「あぅ、命…命、なに…っ」
お洋服の中に手が入れられて、僕のお胸を触る。
気持ちいいのと、ちょっとだけ命が怖いのとで涙がボロボロと出てくる。
「な、に…命、やだ…怖いよぉっ」
「ごめん」
「ぁ…あっ、やだ、ぁっ」
命の手が僕の足を触る。そのままお尻を撫でた。
「命っ、みこと、やだぁ!」
さっき早河さんから電話があった。
何かあったら電話してって。
どうにかして命から逃げようって体を捻った。
そんなに強くなかった力、すぐに抜け出せて電話のある所まで走って、早河さんに電話をしかける。
「──はい」
「あ…早河さんっ」
命がおかしいのって言おうとしたのに、僕を追いかけてきた命が電話を切った。
「なあ、誰に電話しようとしたの」
「ぁ…あ、やだ、命…怒らないで…」
「誰に電話しようとした?」
命はいつも怖くないのに、今日は怖い。
足がガクガク震えて、おパンツとズボンが濡れていく。
怖くてお漏らししちゃった僕に命がクスクスと笑った。
「お漏らしか?恥ずかしいな、ユキ」
「や、だ…ごめんなさい…ごめんなさいっ」
「なあ、それ脱げ」
濡れてるズボンを指さした命。
こういう時、逆らっちゃいけないってわかってる。
ゆっくりズボンを脱ぐと命が笑って「いい子」って頭を撫でてくれる。
「あ、ぅ…」
「ユキ、教えて」
「…何、を…?」
「さっき、誰に、何を言おうとした」
ガクガクと震える僕を命は優しい目で見る。
「は、早河さんに…」
「うん、早河に?」
「命がっ、おかしいから、って…」
「へぇ」
お漏らしをして濡れてる僕の足を触った命は「洗わないとな」と僕を抱っこしてお風呂に連れていく。
「怒らないの…?」
「怒ってるよ」
「…ごめん、なさい」
暖かいお湯がかけられる。
着ていた上のお洋服も脱がされて、全身を優しく洗ってくれた。
「ユキ、さっき痛いことはしないって言ったけど、これ、お仕置きな」
「え…?」
お尻に命の指が突然入ってきた。
ビックリしたのと痛いのとで「ああっ!」と声が出る。
「や…いた、痛いっ、命…っ」
「だからお仕置きだっつったろ」
止まっていた涙がたくさん溢れてきた。
命が何でそんなに怒ってるのかも、僕は何も知らない。
僕がお漏らしをしたから?それとも電話?あ、ベッドから逃げたから…?
「ぅ、う…」
「痛いって言ってた割にはすぐに解れるぞ、お前の中」
「ぁ…やだ…命、怒らない、で…」
「もういいか。ユキ、大きい声出すなよ」
お風呂の椅子に座った命が僕を膝に座らせる。
かと思えばお尻に命のおちんちんが当たって、息ができなくなる。
「はっ…はぁっ」
「いれるぞ」
僕を少しだけ浮かせて、一気に命のおちんちんが中に入ってきて、大きい声を出しそうになった僕の口を大きな命の手が塞ぐ。
「んっ、ふぅぅっ!!」
「き、っつ」
「ぅ、ぐ…っ、うぅ」
「あーあ、血が出てる」
いつも命とエッチをしたら気持ちいいのに、今日は痛くて痛くて気持ちよくない。
「ぁぁ…ぃ、た…痛い…」
「お前が早河に電話をしようとしたのが悪い」
僕が悪い。ごめんなさいって言うから、ちゃんとごめんなさいって思ってるから、もうやめてほしい。
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