104 / 106
22話
◆◆◆
「あっ、んん……」
結局、椅子に座り伊佐坂からフェラされ喘ぐ椿屋。
すっかりギンギンになった椿屋の椿屋の上に跨る伊佐坂。
「ここ……狭いですよ先生?」
跨ってみたものの、確かに狭いというか動きにくい。かといってテーブルには弁当。
「椿屋、駅弁しろ、動いてやるから」
「なんすか、その弁当繋がりっぽい体位は!」
「いいからやれ!」
伊佐坂は椿屋にしがみつく。
言われた通り、椿屋はそのまま立ち上がり、そしてそそり立つイチモツを伊佐坂の穴へと押しつける。
なんか、コアラの親子かな?とコアラに失礼な想像をしながらググとアナルへと挿れていく。
「んん……」
挿るのが気持ち良いのか伊佐坂は息が荒くなってきた。
奥へと挿ると伊佐坂の両足はぎゅっと椿屋の尻あたりに巻きついてくる。
伊佐坂の太ももを持って彼を支えている手が動き、伊佐坂の小さい身体が揺れる。
でも、この体位じゃ物足りない椿屋はそのままソファーへと異動すると、2人倒れ込む。
伊佐坂を組み敷くと腰を持ち、いつものように彼を揺さぶり自分もそれに合せて腰を振る。
「あー!!」
途端に声をあらげる伊佐坂。
さっきまで天使みたいだったのに今は……小悪魔だ。エロくて色っぽい小悪魔。
「優……」
名前を呼ばれる。セックスの時だけ名前呼び……なんか、余計に萌える。
自分の真下で頬を赤らめて喘ぐ伊佐坂。この姿だけみると未成年を無理矢理犯している感じがしてヤバいくらいに興奮する。
もちろん、未成年に手を出したいとは思わないけれど、男は純粋無垢なものを汚す行為、手に入れる行為に過剰に興奮するのだと学んだ。
自分は正常だと伊佐坂に会うまでは思っていた。でも、未成年の容姿をしてかなり可愛い彼を抱く……その事にゾクゾクと背中が震え興奮する。自分もそんな欲望を持っていたんだな……と複雑な気持ちだ。
「抱っこお」
両手を伸ばしてくる伊佐坂。
その華奢な身体を抱き締めると彼の中に液体を放つ。
伊佐坂もイッたようで穴がきゅうっと締め付けてきた。彼がイッた時締めつけてくる事に気付いたのだ。身体の反応も覚えてしまった。
どこをどうすれば気持ち良いとか……もっと知りたいと思えてきた椿屋だった。
◆◆◆
椿屋が目を開けるとソファーに寝たままで朝になっていた。
起き上がると伊佐坂は居ない。
服にベッタリと伊佐坂の出した精液がついていて、洗濯しなきゃなって服を脱ぐ。
そして、いつの間にか下着とジーンズを脱いでいてソファーの下に落ちている。
シャツを脱いだので真っ裸な椿屋。
カシャ!と音がして、また伊佐坂か?と「いい加減に俺の裸撮るの止めてくださいよー!」と文句を言ってカメラ音がした方を見るとそこにいたのは神田だった。
『はあ~朝からいいもの見れた 』
多分心の声だろう。口が動いていないから。
「か、神田さん!!なんで!!」
慌てて股間をシャツで隠す。
「あー、ほら、シャツ取って」
神田は連写しながら近付く。
『あー、椿屋はかわいいなあ最高!! 』
鼻息も荒く写真を撮りまくる。
「神田、てめえ、1枚ごとに1万だからな!チンコ撮ってたなら5万だ」
髪を拭きながら伊佐坂がこれまた素っ裸で歩いてきた。
「ちょっとおおお!先生ええ!!」
椿屋は叫ぶ。
「朝から元気だな?椿屋、朝勃ちも元気か?」
と椿屋の側にきた。
「服きて、服!」
神田がいるのに!と焦るが神田は『あー、シャツマジ邪魔ー!チンコ撮れないやん 』と椿屋の写真ばかりを撮っている。
「神田、チンコ撮ったか?」
「俺がここきた時、丁度シャツ脱いでて……ソファーの後ろから来たからチンコはまだ見てない、その後、直ぐにシャツで隠したから」
丁寧な返しに伊佐坂は「よし!神田後ろむけ!」と後ろを向かせて「椿屋、下着だけ穿け」と指示。
言われなくても下着は直ぐに穿いた。
「風呂入ってこいよ」
その言葉にシャツとジーンズ持って急いで逃げた。
ともだちにシェアしよう!