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10話

惜しげもなく外に出たチンコをパクンと咥える伊佐坂。 「あっ……」 濡れた口内……一気に伊佐坂とセックスをした事を思い出して下半身が熱くなる。 口の中で大きくなったのを感じた伊佐坂は舌を使い竿に絡ませた。 「あっ……」 ピクッと反応する椿屋。 上目遣いで見ると気持ち良さそうな顔。 ……エロい顔。 伊佐坂は椿屋のを出し入れする。 ジュポジュポ、と唾液と空気が混じり音を出す。 「あっ、……はあ……」 頬に赤みがさす椿屋。 いいよな、コイツのエロい顔。 ……ううっ、やばい!!上手い!! 椿屋は伊佐坂のフェラで力が抜けそうだった。 見下ろすと伊佐坂が自分のを咥えている姿。 ああ、こんな天使に俺は何されてんだよ。 目をキラキラさせて飾り切りを見ていた伊佐坂を思い出すと性犯罪者みたいな気分になる。 さっき、外で会った……あの変態野郎に文句言えないかもな……実際、ヤッてしまってるし。 次第息が上がり、立っていられなくなってきた。 ダメだといえばいいのに、それを言わないのは何故だろう? 手でどければいいのにしないのは何故だろう? 答えは簡単。 気持ちいいから。 「んんっ」 椿屋は息が上がり、腰が微妙に動く。 ヤバイ……気持ちいい……。 伊佐坂はフェラが上手い。上手いという事はそれだけ数をこなしているという事。 チッ、って舌打ちしたくなる。 それは何故なのだろう? これだけはまだ答えが出ない。 「んっ、いく……」 椿屋はビクビクと身体を震わせると前のめりになる。 その瞬間、伊佐坂の口内に生温かくて青臭いものが広がる。 イッたばかりの椿屋とイカせた伊佐坂の視線が合う。 本当、エロい顔……伊佐坂は椿屋を見上げてそう思う。 椿屋は……くそっ!!!エロ天使め!!と思う。 伊佐坂はゴクンと椿屋が出した精液を飲み込む。 ゴクンという音が聞こえた椿屋は伊佐坂が精液を飲んだのだと気付き、「だめ!!」と伊佐坂の頭を掴んだ。 チュッポンと口から椿屋のモノが出される。 「何で飲むんだよおおお!!」 「お前が出したから」 「出したからって飲むものじゃないだろ?」 「男は自分が出した精液を飲んで欲しい欲望あるだろ?」 「俺はない!ほら、うがい!」 椿屋は伊佐坂の腕を掴み、洗面台へ。 「不味いだろ?」 「んー?人によって味微妙に違うんだぜ?椿屋は甘い」 「うそやーん!」 「嘘じゃないって!」 伊佐坂は椿屋の襟首を掴んで自分の方へ引き寄せると不意打ちにキスをする。 そして、舌を絡めた。 「んん!!!」 椿屋の口内に青臭い味が。 不味い………… 椿屋は思わず、顔を背けた。 「なっ?甘いだろ?」 「不味いです!!甘くもないし不味いです!」 大事な事なので2回言ってみた椿屋。 「えー?甘いって」 「不味いですよ!ほら、うがいして」 椿屋はコップに水を入れて渡す。 素直にうがいする伊佐坂の姿はまるで風邪予防のうがいをする小学生のようで可愛らしい。 その愛らしい口で男のをしゃぶり、出された精液を飲む姿は想像できない。 本当、この人の見かけとのギャップって何なん? 戸惑ってしまうじゃないか。 「ほら、うがいしたぞ!」 ドヤ顔の伊佐坂も可愛い。 「良くできました」 「子供か!」 褒められ方が気に食わないのか睨む伊佐坂。睨んでも可愛いのだけど。 「はい、じゃあ……仕事に戻って!」 背中を押す。 「パフェ作るんだろ?」 「それは夕方ですよ!宙ちゃんが帰ってきてから」 「むー」 そんなに楽しみなのか少し頬を膨らませる。 あー、もう可愛い。 「容器洗わなきゃ」 「俺が洗う」 「えっ?めんどくさいって言うじゃないですか?」 「だってパフェ食べれるんだぞ?」 ニコッーと笑う伊佐坂。 あ〜あ~、俺……もうショタコンでいいです神様。 くそ可愛いんだよおおお!!! そう叫びたかった。

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