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2話

見えない事って怖い事だけど、見えない事が興奮する事もある……と椿屋は現在進行形で実感している。 俺は変態か!!! と自分突っ込み。 伊佐坂は自分にエッチな事をしているという興奮と何されているか妄想だけで感じる感覚に背中がゾクゾクしているのだ。 自分が信じられない。 「んんっ」 椿屋は挿ってくるモノが奥に奥にと進んでいく度に背中のゾクゾクが妄想でゾクゾクしているのではなく、気持ち良さでゾクゾクしているのだと気付く。 「奧を気持ち良くしてやるからな」 伊佐坂の声と共に小刻みに入れられたモノが動いた。 ブルブルと振動する。 「あっ、やっ、なにこれ」 その振動に驚く椿屋。 「玩具」 「玩具……」 てっきり、伊佐坂のイチモツが挿ってきたのかと思っていた。 チンコがこんな小刻みに動かないしな!動いたら、すげえけど。 バイブが中に押し込まれていた。 玩具でイカされるのか? って、俺……覚えてないけど、1度玩具でイッてるんだよな? こんな感じなのか? 中で小刻みに振動するソレ。 ソレが奧の椿屋の感じる所を振動し始めた。 「あああ!!」 その刺激に椿屋の身体はビクビクと反応し、声を上げる。 「おっ、気持ちいいとこに辿り着いたみたいだな?」 伊佐坂の声。 「じゃあ、もっと気持ち良くしてやるよ」 そう言われた直後、パクンと椿屋はチンコを咥えられた。 「あっ」 堪らず声が漏れる。 いつもの、上手いフェラと後ろの刺激。 椿屋の腰は自然に揺れる。 そんな腰を揺らす椿屋を感じてやがる……可愛い!!と嬉しくなる伊佐坂。 後ろと前を同時に刺激されれば、腰も動くな……。 自分もそうだから。 フェラをしていた伊佐坂は椿屋のが欲しくなり、フェラを止めると椿屋の上に跨った。 彼を上から見下ろすと息が荒く、頬が紅潮しており、何時もより色っぽく見える。 野獣な椿屋もいいけれど、こんな風に可愛い感じもいいな、なんて思う。 汚れを知らない無垢な子にエッチな調教をしているようで(実際しているのだけど)興奮してきた。 「椿屋、一緒に気持ち良くなろうぜ!!」 伊佐坂は自分のアナルに椿屋のモノをあてがうと腰を下ろしていく。 ギンギンな椿屋のモノ……それが自分の穴を広げて入ってくる。 「あ……気持ちいい」 伊佐坂は腰をくねらせ、受け入れていく。 一方椿屋は……後ろの刺激と伊佐坂の締りが良いアナルへ自分のチンコが飲み込まれていく気持ち良さでもう、頭が真っ白だった。 やばい!やばい!!おれ、いきそう…… 腰を振られたらアウト!! 「せん……せえ……だめ、いく」 椿屋は息絶え絶えに言う。 「ちっ、」 伊佐坂は一旦、椿屋の上から下りると、もう1つの道具を手にする。 目隠しされている椿屋には分からないし、今から何をされるかなんて予想さえ出来ない。 心が読めないから。 そして、自分のイチモツを掴まれて何かを巻かれた。 強くギュッと締めつけられる感触。 「や、何?先生……」 想像つかない事、心を読めないって本当に不便で怖い。 「勃起を長くさせたいからさ、イキたきゃ空イキすりゃいい、俺はまだイカないからな、楽しめない」 伊佐坂の言葉で何をされたか分かった。 「ちょ、そんなゲイビかBLに出てきそうな事止めて下さいよ」 椿屋は叫ぶ。 「あ~BLね!お前をモデルに書こうかな?イケメン王子なのに実は超ドMで不良達に犯されるのが楽しみとか?」 伊佐坂はまた、椿屋に跨る。 「この状態は30分が限界らしいぞ?頑張れよ」 伊佐坂はまた自分の中に椿屋のチンコをぐっ!と挿れた。 「あっ!!」 また、気持ち良い感覚が襲ってくる。 腰を動かされる度に身体中がゾクゾクして、麻痺しているようだ。 「んっ、んっ、」 腰が動く度に吐息が漏れる。 椿屋を見下ろす伊佐坂。 目隠しされて、喘いでいる椿屋。 しかも、ガッチリ拘束され、後ろに玩具を突っ込まれている。 淫乱な王子様か……ゾクゾクするよな。 伊佐坂は自分の竿を掴むと擦り出す。 椿屋を自由に出来る事に興奮して、つい自慰行為。 椿屋の口に突っ込むのもいいけれど、まさか目の前でオナニーされているって分かんないだろーな!って考えると興奮した。 つくずく、変態だと思う。 自然に腰の動きが早くなると椿屋がビクビクと伊佐坂が見て分かるように身体が動いた。 「んんっ、はあ……」 大きく息を吐く椿屋を見て「マジで空イキしたのか?」と聞いた。

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