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12話
「椿屋あ……チュウして」
後ろから突いている椿屋に顔を向けておねだりする伊佐坂。
スカートは捲れ上がり、可愛い下着をズラして挿入しているから椿屋から見える伊佐坂はかなりエロい。
オマケに物欲しそうな瞳で自分を見てキスを強請る。
なんて最高なのだろう!
椿屋も四つん這いになり、伊佐坂にキスをする。
2人重なり合っての四つん這い。
ヘコヘコ動かす腰……壁近くにある姿見に自分達の姿が映る。
それを見る限り動物の交尾みたいだ。
人間も動物だけど……今も昔も人は交尾に明け暮れていたに違いない。
キスを何度かした後、椿屋は伊佐坂の身体を起こして自分の上に。
そして、両脚を持ち上げ上下に動かす。
「あんっ、椿屋あ……ふか……い」
その伊佐坂の姿を鏡に映す。
制服姿で両脚を広げて下から突かれる伊佐坂は見惚れる程にエロくて色っぽくて……エロいくせに姿が清純なので本当に生徒を犯している感覚に陥る。
先生と生徒をやりたいと言っていたのがなんとなく分かる。
世の中の男性教師はこういう風な妄想をするのだろうか?
もし、伊佐坂が高校生で人気無い視聴覚室や、体育倉庫に連れ込まれ……やられていそうだ。
そう想像したら、この人の高校生時代が気になった。
絶対にモテていたはずだ。
今みたいにセックス誘う特定の人が居たのかな?
椿屋も学生時代モテていた。
告白は週一くらいでされていたし、彼女も居た。
もし……伊佐坂と学生時代出会っていたら、こういう関係になっていたかな?
「椿屋あ……もっとお」
鏡に映る伊佐坂は自分の名前を呼んでオネダリしている。今は自分が相手だ。
過去を考えるのはよそう。仕方ない事だし……そもそも、そうだよ!なんで俺は先生の過去気にしてるんだよおお!!
椿屋はハッと我に返り、伊佐坂とのセックスに集中した。
やがて、伊佐坂の中に射精した椿屋。
伊佐坂と共にベッドに倒れ込む。
互いに荒い息を吐いている。
伊佐坂は椿屋の方へ身体を向けると「お前は本当、据え膳そのままいくよな」と頬を紅潮させた顔で言う。
「下着……汚れましたね」
「そうだな、お前の出したザーメンと俺のでベタベタ」
伊佐坂はゴソゴソと脱ぎ出す。
「なあ、お前……俺の制服姿興奮しただろ?」
「えっ?」
「何時もよりチンコ大きくなってた」
鏡見て興奮したとか言えない。
チンコ何時もより大きいとか……本当、俺って……変態?
そんな事を考えていると、チャイムが鳴った。
誰だろうと思った。
宙かな?とも思ったけど、どうだろう?と椿屋は起き上がる。
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