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20話

「綿あめってあれだろ?フワフワして雲みたいなやつ」 もう、ランドかユニバに連れて行くからと言われた子供みたいにキラキラして椿屋を見ている。 「そうです、雲みたいなやつです」 「すげえ!!椿屋、あれ、作れんの?」 「機械あれば作れます……後で買いにいくので……午後のオヤツは綿あめです」 「すげえ!すげえ!家でも作れんのかあ!すげーなあ」 この喜びよう……くそう!こんなに喜ぶならもっと早くに機械買ってきたら良かったなあと椿屋は思ったしまった。 「だから、降りて下さい……朝ごはん作ったら買いに行きます」 「お、俺もいく!!」 キラキラな瞳。大きな瞳が零れ落ちそうなくらいなワクワク顔。 「少し遠いですよ……あ、神田さん、車持ってるから」 その言葉で伊佐坂はベッドの側に置いていたスマホを取り出し電話を始める。 「10時に車でマンションに来い!」 それだけ言うと電話を切った。 「えーと、神田さん?」 「はい!って返事したぞ、流石、神田」 何か……すげえ……調教されている。 ちょっと怖くなる椿屋。 「神田さん来るから朝ごはん食べましょ?」 「分かった」 伊佐坂は素直に降りる。 「あの……スマホ、直ぐ側置いてましたけど……まさか、チンコの写真とか撮ってないですよね?」 「はっ?撮るに決まってんだろ?」 また、何言ってんだコイツ?という顔をされた。 「そんな、ダメな事を当たり前だろ?みたいな顔をして言うのやめて下さい!っていうか、撮るの止めてください!」 椿屋は起き上がって文句を言う。 「なんで?可愛い猫とか居たら撮るだろ?良い風景みたら思わず撮ってしまうだろ?それと同じだ」 伊佐坂はカッコよく言うと先にキッチンへ向かう。 「ぜ、全然同じじゃありませんよおお!!」 叫びながら椿屋はベッドから降りる。 そして、フルチンだと気付き、慌てて下着を探す。 ◆◆◆ 「何、下着穿いてんだよ?お前はフルチンがいいのに」 キッチンへ行くと伊佐坂に文句を言われた。 「い、嫌です!」 「なんで?ここには俺とお前しかいないだろーが!俺をもっと喜ばせろよ?そしたら良い原稿が書ける」 「……良い原稿は欲しいですけど……フルチンは嫌です」 「なんで?直ぐしゃぶれるからいいやん?お前だって、気持ち良くなれるし、良い事だらけ」 「パンツはモラルです!人間、モラル忘れると猿に退化しちゃいます!」 「てめー猿馬鹿にすんな!アイツら頭いいんだぜ?しかも、リーダーはちゃんと群れを守るし……」 「う、すみません」 謝って、なぜ、謝っているのだろう?と思う椿屋。 「だから、脱げ!」 「嫌です!」 「強情だな?まあ、そんなとこも気に入ってんだけどな……んじゃあ、裸エプロンで我慢してやる」 「それ、全然我慢してませんよね?」 「うっせえー!なんなら俺が脱がそうか?それにさっきケツ弄られてイッたこと、神田にバラすぜ?」 「なっ!!」 確かにイッてしまった。……でも、あれはフェラが上手いからであって、決してケツ弄られたからではない! 「顔赤いぜ?お前に拒否権ないって何回言わせるんだよ?」 伊佐坂は近寄り、椿屋の腰に手をあて、一気に脱がした。 チンコがこんにちは!!とプルンと顔を出した。

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