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15話
玩具がすんなりと挿るのできっと自分のも挿るだろうな……とは思う。でも、もう少し慣らしておかないと大変な事になるのは伊佐坂が1番良く知っている。
まあ、大変な事には幸いなった事はなかったが数回切れた事があって暫く痛くて痒かった。
椿屋はこっちの才能もあるみたいだからぶち込んでもきっと快楽が先に来てどハマりしてくれるだろう。
でも、そしたらそっちが良くなって自分を抱かなくなるのが嫌だ。
処女を奪われるのも嫌だ。
自分のモノだと思っているのもに手を出されるのは嫌だ。
じゃあ、処女奪われた後ならいいのか?というとそうではない。
挿れるのも挿れるのもやはり自分が1番でありたいのだ。
「じゃあ、いただこうかな?」
伊佐坂は指を穴から抜くと椿屋の両脚を開くと持ち上げる。
タチするのは久しぶりだ。
既にビンビンな自分のチンコを見つめる。
「あ、ローションいるよな」
ローションを思い出して容器を手にすると穴へとタップリと塗り込む。
そして、穴へと自分のをあてがう。
◆◆◆◆
ググっと何かが自分の中へ入ってくる。
玩具?
先生……好きだよなあ……玩具突っ込むの。
椿屋は夢うつつで何かが自分の中に入ってくるのを感じている椿屋。
穴がいつもより広がる感触がして目を開ける。
「せん……せえ……」
側にいるであろう伊佐坂を呼ぶ椿屋。
「んっ……名前で呼べよ……あっ」
色っぽい声と同時に何かが中にもっと入ってきた。
なに?
身体を動かそうとするが両脚が開いている事に気付いた。
「動くと凄く締め付けてくる……」
「なに……が?」
「お前のアナルだよ」
「えっ?」
アナル?アナル……ってなんだっけ?と椿屋は考えた。
アナルって……肛門だよな?お前の肛門……?
それで一気に理解した。いま、自分の中に入ってきているのは玩具ではない。
「せ、先生なにして!!」
「お前の処女奪ってんだよ」
グッと力を入れる伊佐坂。それで、奥まで侵入してくるチンコの感触が身体中をめぐってしまった。
「先生えええ!!あっ……やあ……」
身体を起こそうとしたが伊佐坂に押さえつけられた。
「素直になれよ……気持ち良いはずだから」
伊佐坂は腰を少しづつ、動かす。
嘘……まじで?俺……先生に後ろ奪われてんの?マジかよ!!
穴に確かに感触があって、しかも……痛くはない。ただ、不思議な感触がするだけ。
「動くぞ」
言われた直ぐに伊佐坂は腰をズンズンと振りまくり、思わず「や、優しくしてください!初めてなんだからあ!」と女の子みたいなセリフを椿屋は吐くハメになったのだった。
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