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アオの唇を塞ぎ、少しずつ咥内に含めた水を流し込む 多分それは、僕の唾液も一緒に混ざってしまっている……けど、今はそんな事…… 少しずつ……時間をかけてやっと一口……アオがごくん、と小さく喉を鳴らしたのが聞こえた それだけで、ホッと胸を撫で下ろす ……あと、もう一口だけ…… 再び口に水を含ませると、僕に身を預けたアオの唇を塞ぐ ゆるゆるとアオに水を流し入れる ……と、その流れに逆らう様にアオの舌が上り、僕の咥内へと入り込んだ 「……っ、!」 驚いて唇を離そうとする……けど、直ぐにアオの手が後頭部に回り、阻止される 熱く触れる唇と唇 絡まる舌は熱く、ざらざらと擦れ合い、ゾクゾクと体が甘く痺れる アオの手が更にグッと力強く僕を引き寄せ、咥内は深く深く繋がっていく…… 「……ぁ、……ンっ、」 激しく舌が絡みあう度、僕の息は上がり、高みへと上り、頬が上気する…… ……アオの、匂い…… その唾液も汗も、何もかも……アオから、微かに高貴な匂いがする…… ……アオに、もっと……触れていたい…… 「……は、ぁ……っ、…」 お互いの唾液と少量の水が混ざり合い、舌が、唇が、必要以上にびちゃびちゃに濡れ、吸い付いていく…… 離れ難い唇は、何度も何度もお互いの唇を食み もっともっとと角度を変え貪る 緩く開いたアオの瞳が潤み、窓から入る僅かな光に反射して揺れ、甘える様な色気を放つ 「………ん、」 このまま、アオを感じていたい…… 瞳を緩く閉じたまま、胸の奥が柔らかく締め付けられるのを感じる ……トサッ 身を起こしたアオに、そのまま床に倒される ……はぁ、はぁ、 瞼を上げアオを見れば、ギラついた青い瞳……いつもと違う、獣の様な瞳が上から見下ろしていた 「……ぁ…、」 八重歯がチラリと見えた瞬間、僕の首筋に顔を埋められる 熱い息がかかり、強く食まれ吸われると、ゾクリと体が甘く痺れた ……はぁ、はぁ、 耳殻を甘く噛まれ、そこに舌が這われ、穴にアオの舌先が侵入する ぴちゃ、という水音にびくん、と体が跳ね甘く蕩けてしまう…… 「……やぁ、あ…っ、」 堪えきれずに唇から矯声が漏れると、恥ずかしくて瞼を全て閉じ、首を竦める それをお構いなしに、アオの手が僕の服の中に侵入し、脇腹を撫で上げ…… 「……あ、ぁんっ、……」 僕の甘い声が漏れた時だった

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