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✲ちゃんと言わないと分からないよ?⑤

「それがいいんだろ?」 明さんは僕の頭を撫でてからニヤリと笑った。 何かを思いついたような明さんの顔を見て、嫌な予感がした。 「そのまま俺の頭を跨ぐようにして。俺も舐めてあげる」 お互いに、お互いのペニスを舐めるということか。 自分のペニスの状態からすると、拷問のようなものなのだろうが、どれだけ気持ちいいのか好奇心の方が強かった。 恥ずかしいが、明さん頭を跨ぐようにしてからまたペニスを咥える。 さっきとは違う角度になるが、する事は一緒で気持ち良くなって欲しいと唇で一生懸命圧迫する。 明さんは僕のペニスには触ることなく、双丘を広げてソコに舌を這わせた。 アナルに湿った感触があり、驚いて明さんのペニスから離れる。 「明さん?!」 「期待してるだろ。ヒクヒクしてる」 「期待なんてっ、ひゃっ」 何度か舐められると今度はアナルに舌を入れようとする。 「やっ、汚いから、やめて」 「拓海に汚いところなんてないよ」 そう言いながらもやめてくれた。 ホッとしたのも束の間で、四つん這いにされると振り向くようにしてキスをした。 「舐めるのが嫌なら指を入れるよ? 舐めて」 指を差し出されて唾液をたっぷりと絡ませて舐める。 チュポンという音を立てて指が口から出ていった。 指がアナルの周りを触って、それから入ってこようとする。 神経がそこに集中するからか、変に力が入ってしまい、指はなかなか入らない。 明さんは1度そこから指を離すと乳首を弄り始めた。 「んん、あっ、、あぁん!」 乳首を触りつつ、弛緩したアナルに指がスルリと入ってくる。 異物感に力が入るが、指がある一点をカリッと引っ掻くと頭から足の先まで快感が走る。 「ひゃっ、あっ、あっ、あぁぁんっ!」 手から力が抜けて腰だけが高くなる。 「そんなに気持ちいい?」 「へ? ……気持ち……いいよ? あんっ!」 また前立腺をつつかれる。 「こっちも先走りが出てるね」 明さんがずっと放っておかれていたペニスの先端から出ている先走りを全体に伸ばして、クチュクチュと音を立てて上下に擦る。 前立腺もペニスも明さんの指に支配される。 いつもならここでイけるのに、根元のゴムがそれを阻む。 もう口が閉じることもなく、唾液がシーツを濡らしている。 「やっ、もっ、許して……イかせてっ!」 明さんがアナルから指を抜き、ペニスから手を離すと僕を仰向けにする。 「一緒にイく約束だろ?」 下から明さんを見上げると爽やかに微笑まれる。 一緒イく? 明さんはどうしたらイってくれるかな? 考えてみるが、方法は1つしか思い付かない。 「明さんをちょうだい?」 「ちゃんと言わなきゃダメだろ?」 言ったはずなのに、それは却下された。

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