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大好きな彼と幸せになる

遠くの夜空が時折明るく光り、雷鳴を轟かせる度、空気が震えてゴロゴロとお尻のあたりが揺さぶられる。 「うぐ、ももぐぐ‼(もうお腹いっぱい‼)」 流石に三本目はキツい。それなのに先輩の意地悪。 どうしても縁側で二人きりで食べたいという先輩のワガママに付き合うべく、香苗さんたちが寝静まったあとそぉーーと忍び足で二階から下りてきた。 口にウィンナーを突っ込まれ、先輩の口唇は首筋から項、鎖骨の窪みへ、ゆっくりと下へ移動していった。 「だめ!!(母さんたち起きて来ちゃうよ)」 「大丈夫」 「先輩・・・っ・・・う”ーーん」 さっきまで散々胸の小さな突起を舐められてて、ただでさえ敏感になっているのに。必死で声を押し殺した。 「我慢しなくてもいいのに」 先輩の手が背中に回され、床の上にゆっくりと寝せられた。先輩に見詰められ、もうそれだけで心拍数が一気に羽上がった。 「美味しい⁉」 「ももぐぐ‼」 口の中がウィンナーだらけで、上手く言葉にならない。 「そう、良かった。俺はどっちかといえばこっちがいい」 甚平の半スボンの中に先輩の手が入ってきた。 「いい具合に解れてる」 こっちもさっきまで、ローションを丹念に塗り込まれ、指でぐじゃぐじゃに弄ばれていたから、当然下着は穿いていない。 だから、じかに触られると、非常にまずい状況になるという訳で。 「ほら、もうぴんぴんに勃ってきた」 指の腹でで鈴口や、カリ首の括れの辺りをコリコリと弄られると、堪え性がない僕のモノは呆気なく屹立した。 先輩が浴衣の裾を手で払いながら、ゆっくりと覆い被さってきた。 「やっと二人きりになれた。真尋は、俺みたいな焼きもち妬き、嫌い⁉」 頬に添えられる彼の掌の温もりが心地いい。 こんなにも愛され、嫌な訳がない。 「嫌いじゃないよ」 「なら良かった」 はにかむような笑顔を見せて、顔のあちこちに啄むような優しいキスを降らせてくれた。もう、それそれだけで体が砂糖菓子のように蕩けてしまいそうになった。

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