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大好きな彼と幸せになる

「・・・ふっ・・・ん・・・」 チロチロと舌を出し、真っ平らな胸に顔を埋める先輩。真近でみると、睫毛が長い。目鼻立ちも整っていて、こんなに男らしくカッコいい彼が、何の取り柄もない、容姿だって十人並みの僕の恋人なんて――いまだ信じられない。 「何考えている?まだ信じられないのか、俺が真尋の事好きなの?」 図星を突かれ頷くしかない。 「じゃぁ、こうしよう」 指の腹で小さな突起をクニクニと揉まれ、彼の指先での弄びに反応するようにキュウとそこがしこりたってきて、痛痒さに身を捩った。 「来春、結婚式を挙げようーーそれで、一緒に暮らそう。お互いバイトして、生活は大変だろうけど、支え合って生きて行きたい」 普通、この状況でプロポーズするかな。今、それどころじゃないのに。 「せん・・・ぱい・・・やぁ・・・あーー」 陰茎を包み込む様にやんわりと扱かれて、先端から、先走り液がこんこんと溢れ出てきた。 頭の中がくらくらする。 「真尋、返事は?」 なお一層強く握られ、体がビクビク震えた。 「--する・・・先輩と・・・結婚する・・・から」 「恋人は嫌なんだ。俺は、真尋を自分だけのものにしたい。一人占めしたい。だから、一生涯、俺の妻として側にいて欲しいんだーーいいな!?」 先走り液を丹念に茎に絡め、クチュクチュと粘性の音を響かせ、強めに扱かれれば、達するのはあっという間で。 「先輩――――あぁ・・・・‼」 ブルブルと大きく身体が痙攣して、彼の下腹部に蜜を放っていた。 「待ってーーー先輩」 息を整える間もなく、後ろの蕾に先輩の熱く滾る雄が押し当てられ、体内にゆっくりと侵入を始めた。 いつもの倍の質量に思わず息を飲んだ。 「真尋、ゆっくり息を吐くんだ・・・大丈夫だから・・・」 先輩に言われた通りにすると、 「・・・せんぱいの・・・あぁ・・・・っん・・・いっぱい・・・」 淫襞を割って、彼の雄が奥へと突き進む。ローションのぬめりもあり、ズルッと奥まで飲み込まれていった。

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