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大好きな彼と幸せになる

「ゃ、ぁ、はぁっ・・・んやぁ!」 先輩も余裕がないんだと思う。 すぐに力強い抜き差しがはじまった。 「真尋、愛してるーーー」 「うん・・・すき・・・大好き・・・」 彼の腰がパンパンと、双丘に打ちつけられる度、がくんがくんと身体が大きく揺さぶられる。彼が与えてくれる快感はあまりにも甘美で、蕩けそう。 「声、押さえられない・・・」 喘ぎ泣く僕の唇に、彼の口唇がそっと重なった。 「うーーーん・・・・」 陰茎を握られやわやわとしごかれる。 「やーーっぁ・・・」 それだけでも気持ちいいのに、ぐりぐりと奥の窪みを、彼の切っ先で擦られ、あっという間に頭の中が真っ白になった。 「また、イッたのか?気持ちいい?」 うん、うんと頷くと、彼が体を起こし、一旦自分のを引き抜いた。ふわっと体が宙に浮いて、彼の膝の上に前向きに座らせられた。 「腰浮かせて」 言われた通りにすると、自重で、ズボズボとなんなく彼のが入ってきた。 「ゃっ・・・ぁ、ぁ・・・」 腰を掴まれ、下から容赦なく激しく突き上げられ、掴まる物もなく振り子のように体が左右に揺れ、初めて味わう悦楽に、為す術もなく咽び泣いた。 「真尋、ナカに出すよーー」 先輩も限界が近いのだろう。 肩甲骨の窪みに口付けをしてくれて、更に強く強く抱きしてくれて。 「あぁ、あ、あ、あ・・・」 ズンズンと二度、三度、奥を穿つように突き上げられ、唸り声を上げ、彼の動きが止まった。 その直後、ドクドクと熱く脈を打つ彼の精が、僕のお腹を満たしていった。

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